家に居ながらにして世界最高峰のオーケストラの演奏会をリアルタイムに楽しめる
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の“デジタル・コンサートホール”。
インターネット配信により、ベルリン・フィルのほぼすべてのシンフォニー・コンサートがハイビジョン映像で生中継されるほか、アーカイヴ映像もオンデマンドでいつでも再生可能。さらにベルリン・フィルに関係したドキュメンタリーなども鑑賞できる驚きのシステムです。
この“デジタル・コンサートホール”をより気軽に楽しむためのお得なニュースが届きました!
まず3月15日〜4月30日の期間、
サイモン・ラトル指揮による
ハイドンの交響曲第92番「オックスフォード」のライヴが、特別キャンペーンとして無料公開されます。2008年11月1日の収録で、大絶賛されたライヴCD『ブラームス:交響曲第1番』のコンサート前半に演奏されたものです。
ベルリンの日刊紙『ターゲスシュピーゲル』は、「ハイドンの『オックスフォード』は、ラトルとベルリン・フィルの睦まじい関係を明らかにするものであった。これほどユーモアに溢れ、明確な性格表現を持ち、細部にわたるまで磨き抜かれたハイドンは、他では聴けないだろう」と評しています。
上記の期間中に“デジタル・コンサートホール”のサイト(
http://dch.berliner-philharmoniker.de)にアクセスし、ホーム画面のキャンペーン画像をクリックしてみてください。
さらに、3月1日から料金システムが変更され、より使いやすくなります。“デジタル・コンサートホール”は、1回のコンサートだけでも視聴可能ですが、1ヵ月間やシーズンを通した料金プランがあります。
これまで、シーズン会員券はシーズン冒頭の9月から翌年8月末までの一定期間有効でしたが、途中から購入した方の有効期間が短くなってしまうという不都合がありました。しかし3月1日からは、シーズン会員券は購入日から12ヶ月間有効の“12ヵ月チケット”へと変更になります。これにより、どの方も公平に1年間デジタル・コンサートホールを楽しめるようになります。
なお、今シーズンすでに会員券を購入した方については、有効期限が“購入日から12ヵ月間”へと自動変更するとのこと。たとえば2009年11月1日に購入した場合、有効期限は2010年10月31日まで延長されます。今シーズンのスタート以前(例:2009年7月1日)に購入した場合は、2010年8月末まで有効。新しい“12ヵ月チケット”の料金は、149ユーロ(約18,500円。既存のシーズン会員券から変動なし)です。
同様に、“30日チケット”も変更されます。これまでは1ヵ月間の料金が39ユーロ(約4,850円)でしたが、このたび29ユーロ(約3,600円)へと値下がりします。また、有効期間が切れる前に“12ヵ月チケット”へとアップグレードすると、支払いは差額(120ユーロ)のみとなります。
クラシックの新たな時代をリードする画期的なサービス。お気軽にトライできるチャンスをお見逃しなく!
■ベルリン・フィル デジタル・コンサートホールのサイト
http://dch.berliner-philharmoniker.de/