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アジカン後藤、坂本美雨らのコメントも、『世界が食べられなくなる日』今週末公開

2013/06/03 15:53掲載
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アジカン後藤、坂本美雨らのコメントも、『世界が食べられなくなる日』今週末公開
 “原発”と“遺伝子組み換え”という2つの技術の共通点とは――。世界で初めて、長期的な遺伝子組み換え作物の影響を調べた実験に密着したドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』が6月8日(土)より、東京・渋谷「アップリンク」(www.uplink.co.jp)にて公開されます。これに合わせて、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文をはじめ、加藤登紀子坂本美雨、田中 優(環境活動家)、タカノ綾(アーティスト)などからコメントが寄せられています。

 なお、アップリンクでは6月8日(土)から10日(月)まで、劇場の来場者へプレゼント(6月8日:遺伝子組み換えでないオーガニックのポテトチップ[提供:ビオ・マルシェの宅配]、6月9日:野菜果汁ジュース・キャロっとさん[提供:パルシステム生活協同組合連合会]、6月10日:PRISTINE・オーガニックコットンガーゼタオル[提供:アバンティ])が用意されています。ぜひお出かけを。

《『世界が食べられなくなる日』に寄せて》

<後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)>
知ること、そして考えること。その重要さを提示してくれる映画だと思います。
自分たちが死に絶えた後に、一体どのような世界が広がっているのか。そういったマクロ的な視点を持って生きていくこと。一方で、そのために、今、私たちに何ができるのかというミクロ的な視点からの問い。
タフな時代ですけれど、それぞれの場所で小さな行動を起こしていけたらなと思いました。

<加藤登紀子>
命を脅かす原発と遺伝子組み換えの「見えない」怖さ!
今こそ命を守るために戦わなければ!
できるだけたくさんの人に見て欲しい映画だ。

<タカノ綾>
ほんとうに、知るべきこと、
この映画の中にはそれが描かれています。
見ないでいることは、限りなく罪に近い。

<坂本美雨>
この映画を見たあと、人間が愚かすぎて、早く人間を卒業したい、と思ってしまったけれど、卒業する少し前に、私たちは今、選択できる場所にいる。
地球をこれ以上汚すか、汚さないか。愛する人を安全に生かせるか、生かせないか。自分は生きたいのか、生きたくないのか。
その選択が、直接的にできる時代に生かされてる。卒業する前に、決めなくてはいけない。

<田中 優(環境活動家)>
覚醒か、惰性か、人々が必要とするものを独占すれば、世界支配も不可能ではない。
その手段がエネ(ルギー)・カネ(金融)・タネ(食糧)だ。しかしそれは自給もできる。上から下への支配か、下から上の自給か。これを観れば私たちの今いる位置が確認できる。
覚醒して生き延びるか、惰性に滅ぶのか、それが今の私たちの選択肢だ。

<辻 信一(文化人類学者・環境運動家)>
この映画は歴史的な出来事だ。世界を支配し、奴隷化するために最も効果的なの二つの方法が、遺伝子組み換えと原子力であるなら、支配されずに自由に生きるためにぼくたちがすべきことは、自ずから明らかだろう。

※6月8日(土)アップリンクほかにて公開
『世界が食べられなくなる日』
監督:ジャン=ポール・ジョー(『未来の食卓』『セヴァンの地球のなおし方』)
製作:ベアトリス・カミュラ・ジョー
ナレーション:フィリップ・トレトン
パーカッション:ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ
(2012年 / フランス / 118分 / 原題: Tous Cobayes?)

協力:大地を守る会、生活クラブ生協
宣伝・配給:アップリンク
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