フランス・マルセイユの完全独立出版組織「ル・デルニエ・クリ(Le Dernier Cri)」を代表する新世代アーティストの一人、JURICTUS(ジュリクテュス)が来日! 日本初となる個展〈デーモンのつくりかた〉が東京・渋谷アップリンク・ギャラリーでスタートしました(〜8月11日まで)。入場無料。また会期中は、『ERECT Magazine』の新プロジェクト「BLACK BOX」シリーズ第一弾となる、JURICTUSのTシャツとzineのセットが会場で販売されます。(写真:『DIABOLICO APSO』)
8月8日(金)には同会場にて、20:00よりスペシャル・イベントを開催。双子のアーティスト・ユニットHAMADARAKAとコラージュ・アーティスト河村康輔による新ユニット“Delicate Zone”をはじめ、
Hair Stylistics、Soujirou aka DJ Discharge(
Abraham Cross)をゲストに迎えた、ドローイングとコラージュとサウンドのライヴ・セッションを開催します!
[JURICTUS (ジュリクテュス)]1981年、フランス生まれ。美術学校を卒業後、マルセイユに移り住む。パキート・ボリノにその才を見いだされ、ル・デルニエ・クリより『Phi Hung Xang』(拗くれた森林風景と悪夢のような物語で構成された漫画作品)、『heavy-metal Cappella』(デスメタルやブラックメタルに強く影響された架空のレコードジャケット集)を発表する。続く三冊目の『RICTUSDOME』は、彼の“兄弟”であるサム・リクテュス(Sam Rictus)とのコラボレーション作品集で、まるでラブクラフト版のフレスコ画のような禍々しい世界を提示。また、ル・デルニエ・クリのアーティスト、リトン・ラ・モール(Riton La Mort)が参加するグルノーブルのバンド『SATAN』のレコードのジャケットを手掛け、アリス・アスリン(Alice Assouline)による映像を用いたダーク・アンビエント・プロジェクト「VALLONIA」ではアートワークのみならずボイスと音響で参加。現在は、同じくル・デルニエ・クリのアーティストであるジュデックス(JUDEX)と組んだ儀式的ノイズ・インダストリアル・バンド「KRVVL」にてベース、ボイス、シンセサイザーを担当するなど、音楽方面からも自身の解釈によるブラックメタルカルチャーを表現 / 発信し続けている。■
JURICTUSドローイング作品展「デーモンのつくりかた」www.uplink.co.jp/gallery/2014/296072014年8月6日(水)〜8月11日(月)
東京 渋谷 アップリンク・ギャラリー
12:00〜22:00
※8月8日(金)のみ20:00まで
※入場無料
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スペシャル・イベント
ライブ・パフォーマンス「デーモンのつくりかた」www.uplink.co.jp/event/2014/296172014年8月8日(金)
開場 / 開演 20:00
東京 渋谷 アップリンク・ファクトリー
予約 1,800円 / 当日 2,000円(共に1ドリンク¥500別)
[出演]
JURICTUS(ドローイング) / Delicate Zone(HAMADARAKA / ドローイング + 河村康輔 / コラージュ) / Hair Stylistics(演奏) / SOUJIROU a.k.a. DJ DISCHARGE(演奏)