平野綾、待望の最新写真集『Aya FILE.2〜All Off Shot Album〜』発売! “なう”に迫る!

平野綾   2010/10/08掲載
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平野綾、待望の最新写真集『Aya FILE.2〜All Off Shot Album〜』発売! “なう”に迫る!
 もはやその人気っぷりは言わずもがな。世界一キュート&ラヴリーなヴォイス・アクトレス=平野綾。この夏からはTVのバラエティ番組にも進出し、10月からはレギュラー番組もスタートするなど、人気っぷりをますます拡大し続けている彼女ですが、23回目のバースデーとなる10月8日に待望の最新写真集『Aya FILE.2〜All Off Shot Album〜』を発表!

 プロのカメラマンによるカットは一切使用せず、本人による自分撮り写メや気の知れたスタッフが撮影したオフショットのみで構成される本書には、限りなく素顔に近い彼女の表情を収めたカットを1,000点以上掲載! ファンにとっては垂涎のアイテムであることはもちろん、健全な男子諸君やカワイコちゃん好きの女子なら手に取らずにはいられなくなるチャーミングな一冊になっているんです! ……ということで、そんな素敵なプレゼントを届けてくれた彼女の“なう”にちょっぴり迫ってみたいと思いますなう!


──今年の夏は、お茶の間でも平野さんの姿を見ることがすごく多かったですね!
平野綾(以下、同) 「DVD(『平野綾だけTV DVD出しちゃったんだぞ 2010 Vol.4』)のプロモーションとして出てたということもあるんですけど、8月の1週目からバラエティ解禁になって。そこから、お仕事の方向性も少し変わってきた感じですね」
──アニメの世界にあまり縁がなかった人にも知られる機会が増えましたよね。
 「最近初めて見てファンになりましたっていう声も増えているみたいなので。声優ファンの方にも、イベントやライヴ以外で私が動いてる姿を披露することがあまりなかったので、良い機会だと思って。自分自身のことをTVで話す機会なんてこれまでぜんぜんなかったので、私にとっても新しいことに挑戦してるなあという感覚です」
──いままで以上にいろんな反響があったんじゃないですか?
 「街を歩いてて“平野さんですよね?”って言われることが多くなったので、さすが地上波のバラエティ番組はすごいなあと思いました(笑)」
──芸歴の長い平野さんですけど、このタイミングで新人的な感覚をふたたび得た感じじゃないですか?
 「そうですね、ドラマとかCMには出たことがあったんですけど、バラエティにはほとんど出たことなかったので、最初は感覚がぜんぜんつかめなくてたいへんでした。最近はようやく慣れてきたという感じですね。もともと自分から進んで発言をするようなタイプではないので、“平野さんどう思う?”って訊かれないと答えられないんです」
──ハルヒとは逆のタイプなんですね。
 「そうなんですよ。私とハルヒをダブらせて見てる人もたくさんいるみたいなので、ああいう性格だろうって思われてることもあるんですよね。でも、今は平野綾の内面的な部分を見てもらうっていう意味もあってバラエティに出ているので、演じてるキャラとの違いっていうのもヘンですけど、本当の私自身をもっとわかってもらえたらなって思ってます」
──平野さんのいろんな面を見てみたかったっていうファンも多かったでしょうね。
 「ファンの方からは、イベントやライヴに行かなくても、TVという身近な環境で私を見ることができるのがうれしいって言ってもらえたりして、それはすごくうれしいなあって思ってます」

──といったような活動のトピックがあったなかで、今回の写真集。それこそ“本当の私自身”がいっぱい収められている一冊って感じですね。
 「写メは、シチュエーションとか関係なくなるべく毎日撮るようにしていて、それを4年、5年と撮り貯めたらすごい数になったので、ここでまとめてみてもいいんじゃないかなって。みなさんの目に触れる私の表情って、だいたいはキメ顔だったりとか、プロのカメラマンの方にカッチリと撮っていただいたものが多いんですけど、そのウラでスタッフさんが撮影風景や楽屋でのオフショットを撮ってくれていたりもして。そういったものを集めたのが今回の写真集なんですね。ページごとにテーマがあったりするので、見応えもすごくあるし、私が1,000人以上収められてるっていうのはすごいことだなあと」
──1,000人ですか!(ということで、ここで初めて写真集の見本を拝見させていただく。いきなりのキラーショットにおもわず……)か、カワイイです!
 「どうなんでしょうね(笑)。やっぱり、普段は撮られることに慣れているので、自分で撮ったものが売り物にできるのか自信がなかったんですけど。撮りおろしはデジカメで自分撮りしていて、でも写メで撮ったものと同じような感じになってはつまらないなと思ったので、わざと自分撮りじゃないように撮っているものもあったり……自分撮りの幅が広がったなあって思いました(笑)」
──ピンの合ってないカットとか、むしろリアルな感じでいいですね。
 「写メの画質もそうなんですけど、普通だったらこれいいのかな?って思うぐらいピンの甘いものもいっぱい入れちゃってますね」
──(引き続き写真集を眺める。メガネ顔のページ、おもしろ顔のページ、おもしろ髪型のページ、水着のページ……)どーでもいいことですけど、ケータイの性能がアップデートされていってる感じもわかりますね(笑)。
 「そうですね、結構前に撮ったものは画質が粗いですよね(笑)。5年ぐらいのあいだに、ずいぶんケータイのカメラも進歩したなあって思います(笑)」
──(ややインタビューそっちのけで写真集を眺める……)しかしいろんな顔があるなあ。
 「髪型も5年ぐらいのあいだにすごい勢いで変えまくってますからね。リリースする曲のイメージで髪型を変えることもあるんですけど、基本飽きっぽいので、すぐ変えたくなっちゃうんですよ」
──ピースサインをしてる写真が多いですね。
 「普段の撮影では絶対しちゃいけないからじゃないですかね(笑)。プライベートだったら自然に出ちゃうし、遊んでるときにカメラを急に向けられてピースサインを出しちゃう感覚ですよね。それだけオフショットって感じなんです」
──これだけのカットが収められていると、どれがお気に入りっていうのも……ですよね。
 「そうですね。一枚一枚にすごく思い入れと思い出があって。私って自分に対しての記憶力がすごく良いので、いつ撮った写真かほぼ覚えているんですよね。ああ、この時はこういう状況で撮影してあんなことがあって……っていうのを全部憶えているんです。なので、思い出込みで好きな写真ばかりですね」
──この写真集は、言うなれば平野綾のために作ったものとも言えますね(笑)。
 「みなさん、友達と遊んだり、どこか旅行に行って撮ったものをアルバムにしたりすると思うんですけど、私ってそういうことを一切やったことがないので。自分の写真なんて写真集とかグラビアの撮影しかないので、プライベート・ショットっていうのがほとんどないんです。一人暮らしを始めてからは一切撮っていなかったので、両親にとってはすごくいいプレゼントになったと思います。ファンの方がずっと応援してきてくださったこの5年間の私が、全部見られちゃう一冊です!」
──こういったメモリアルな写真集が出て、最初に言ったバラエティ解禁などもあり、今後の活動はいままで以上に楽しみなことが多そうですね。
 「10月からはバラエティ番組のレギュラーもやらせていただくことになりました! 同じ曜日の同じ時間にTVに出るのは初めてなので、毎週欠かさず見ていただけたらと思っています。番組ではコントに挑戦したり、お芝居の幅も広げることができそうなので、私としても楽しみだなあって思っています」
──平野さんの本業はやはり声優だと思うんですけど、そこに還元するための新しいチャレンジをどんどんしていくと。
 「本業が声優っていうのはたしかですけど、そこに還元というとちょっとニュアンスが変わってきます。還元というよりは、やることすべて“声優・平野綾”から派生しているものなので、コントだったり、今後ドラマか映画か舞台かはわからないですけど、そういうものに取り組むことがあったとしたら、それは声優・平野綾がもし●●●をしたらという、お芝居を知ってもらうということなんです」
──とにかく、いままでどの声優さんもやってなかったことにどんどんチャレンジしていく感じであることは間違いなさそうですね。
 「声優という枠を超えて、平野綾だからやれることをいろいろやっていきたいです」
──声優としてのネクスト・ヴィジョンはありますか?
 「いままではヒロインキャラを演じることが多かったんですけど、最近はだんだん悪役キャラというか、主人公に相反するキャラをやることも多くなってきたので、今はそんな時期なのかなあって思っていて(笑)。今までなかった引き出しなのでとことんやりたいなあと思っています」
──女優さんにくらべれば年齢性別に縛られずに演技できるのが声優ですもんね。
 「そうですね。それが醍醐味ですからね。声優をやっていて、一番楽しいポイントです」
──音楽のほうはどうですか?
 「TVに出たことで新しく知ってくださった方が増えていますし、私にとって音楽は欠かせないものだと思っているので、なるべく期間が空かないようにリリースしたいとは思っています。今は準備期間でもあるので、年内のリリースはないのですが、クリスマスのライヴで全力が出せたらと思ってます」
──ちなみに、リスナーとしては最近どんなものを聴いてるんですか?
 「なるべく満遍なく様々なジャンルの曲を聴くようにしています。自分の作品ではロックを歌っていますが、実はフツーのJ-POPのが歌いやすかったりします。あとは、平野綾名義だけじゃなく、声優としてキャラソンを歌う機会もあるので、何でも歌いこなせるようにと思って。最近は、ぜんぜん知らない洋楽のCDをジャケ買いして聴いていますね」
──ジャケ買いはどういうポイントで?
 「インスピレーションで。あっ、これ良さそうっていうぐらい(笑)。ジャンルも性別も関係なく、勘です!」
──最近の当たりは何でした?
 「最近は、ジャスティン・ビーバー。あと、Paloma Faithとか。相変わらずP!nkもよく聴いています。CDショップに行くのがすごく楽しいですね」
──最後に、これまた気の早い話なんですが、2011年の抱負をひとつ!
 「今年いろいろトライしたことが、来年は徐々に形になっていくと思うので、話題をもっともっと提供できる年になるんじゃないかと思っています。期待していてください!」
取材・文/久保田泰平(2010年9月)


■平野綾「Aya FILE.2」特設コーナーが展開中!
渋谷TSUTAYA・新宿TSUTAYA・TSUTAYA戎橋(各3店舗メイキングムービー放映中)
タワーレコード渋谷店・タワーレコード新宿店(各2店舗サイン会整理券配布中!)
※タワレコ渋谷店ではオープン15周年キャンペーンとしてメッセージ色紙と生ポラ写真(サイン入)も展示中。

■平野綾ライヴ開催決定!
12月23日(木・祝)赤坂BLITZ

■平野綾 公式Webサイト「綾魂-Aya Dama-」:
http://www.hiranoaya.com/
■平野綾 on Twitter:
http://twitter.com/hysteric_barbie
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