特別対談 やついいちろう(エレキコミック)×西寺郷太(NONA REEVES)

やついいちろう   2011/06/29掲載
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『ゴールデン・ヒッツ』
 NONA REEVES西寺郷太エレキコミックやついいちろう――別々の世界で活躍しながらも、“音楽”の名のもとで交流を深めてきた2人は、今年の1月に配信リリースされた、“危険日チャレンジ・ガールズ”「FUNKY FUN!!! feat.宇多丸、西寺郷太」でも共演。さらに、NONA REEVESはカヴァー・アルバム『Choice』を、やついは“DJやついいちろう”の名で3作目となるMIX CD『ゴールデン・ヒッツ』をリリースし、“良き音楽の伝承者”という共通の役目を果たしていたり……という経緯がありながら、意外にも初めてとなる対談をここにお届けいたしましょう!


「小宮山雄飛くんのオールナイト・イヴェントで郷太さん、マラソンしてましたよね?」 (やつい)
「あったあった(笑)。深夜の1時すぎに、なんか面白いことないかって話になって」 (郷太)


――えー、まずはお二人の出逢いからお話を……。
やつい 「えっ? そんな、ガッツリとした対談なんですか!」
郷太 「ハハハハ。でも、初めてじゃない? こうやって対談するの。なんかヘンな感じ」
やつい 「ですよね。え〜っと、出逢いは……僕が記憶してるのは、ホフディランのライヴの打ち上げで呑んでる時に……」
郷太 「(渋谷)eggmanだよね」
やつい 「そうそう、その時に郷太さんが話しかけてくれて」
郷太 「そうやった? オレが話しかけられたような気がすんねんけど」
やつい 「オレたぶん、話しかけないと思いますよ。だって、他人のフロアだったから。音楽の人間じゃないし、ひとりで寂しそうに呑んでたと思うんですよね。でまあ、話しかけてくれて、僕も“ファースト・アルバム持ってますよ!”みたいな。それがファースト・コンタクトで」
郷太 「おおよそ10年ぐらい前だよね」
やつい 「でも、そこから一気に仲良くなるわけでもなかったんですよね。ホフディランが活動休止して、(小宮山)雄飛くんがいろんなことをやり出したあと……ほら、郷太さんと雄飛くんって親友じゃないですか」
郷太 「親友っちゃ親友だけど、まあ(笑)」
やつい 「ライバルなんでしたっけ?」
郷太 「ライバル……ていうか、ケンカはしょっちゅうしてるけど(笑)」
やつい 「延々悪口言い合ってますよね、お互いの(笑)。で、雄飛くんがどっかでオールナイト・イヴェントをやるってことで僕もDJで誘われて、そこに郷太さんも出てて。そのイヴェントで郷太さん、マラソンしてましたよね?」
郷太 「あったあった(笑)。深夜の1時すぎに、なんか面白いことないかって話になって」
やつい 「『24時間テレビ』のパロディみたいなことをやろうかっていう話の展開になって、イジられ役の郷太さんが雄飛くんから“オマエ行ってこい!”って言われて、またケンカみたいになり(笑)。雄飛くんと郷太さんのよくある意地の張り合いですよね(笑)」
郷太 「“なんでやねん。なら行ったるわ!”って(笑)。その話はだいぶ前でうろ覚えなんだけど(笑)」
やつい 「でまあ、そんなこともありつつ、そのうち郷太さんがいろんな芸人とコラボしはじめたんですよね。スピードワゴンとか(小林)賢太郎とか。で、僕もノーナのライヴを観にいったり」
郷太 「あの頃、ミュージシャンと芸人さんがすごく仲良くなった時期だった」
やつい 「今に比べたらお互い時間があったし」
郷太 「そうだなあ。で、俺もお笑いが元々好きだったし、三鷹の劇場にエレキコミックを観にいって、めちゃくちゃハマッて。その頃、いしわたり淳治と一緒にお笑いのライヴを結構観にいってたんだけど、その中でもエレキコミックはダントツに面白かった。音楽にしてもお笑いにしてもそうなんだけど、その人のやってることが面白いと思えなかったら、人間的にどんなイイ奴でも仲良くできないタチなんですよ。正直者なんで(笑)。だからもう、そのライヴを観た時に、やっつんの魅力もエレキコミックの魅力もめちゃくちゃ分かって、“友達になりたい!”って思った。その流れで、ラーメンズ片桐 仁くんとか賢太郎くんとかとも仲良くなったりして、でも、いちばん縁があるのはやっつんだと思う。コンタクトも頻繁にとってるしね」
やつい 「カニ食いに行ったり(笑)。今、マイケルの本が売れたからカニの予約がひとつ入ってるんですよね」
郷太 「それは、まだ行ってないけど(笑)」
――ところで、お仕事でのコラボレーションはいつが最初で?
郷太 「<This is コント>(2006年5月5日〜8日に新宿・シアターサンモールで行なわれたエレキコミックの舞台)の時に、<X Day>っていうプリンスみたいな曲を僕がソロで作って」
やつい 「あの曲、作り直して何かに入りましたよね?」
郷太 「「ほとんどそのままなんだけど、『GARAGE BANDITS』っていう、チャーベくん(松田岳二)が作ったコンピに入ってる。よく考えたら、俺の唯一のソロ曲。そういえば、<This is コント>の時にダンサーを紹介してあげたよね」
やつい 「そう、ネタ自体はウケてなかったんですけど、ダンスが凄かった(笑)」
郷太 「凄かったよね。ノーナのファンに若手のダンサーが何人かいて、その紹介でいろんなコと知り合ったんけど、日本人のダンサーのレベルにはビックリしててん。今じゃケント・モリくんとか、たとえばマドンナのダンサーにも何人か日本人ダンサーがいて話題になってるけど、<This is コント>で踊ってた連中もそのぐらいのレベルだったんじゃないかな」
やつい 「そんなことがあったりして、今回のMIX CDにも入ってる危険日チャレンジ・ガールズの<FUNKY FUN!!!>に繋がるわけですけど」
郷太 「あの曲、大傑作だと思うんだけどなあ。めっちゃ気に入ってる。やっつん、仁くん、だっつん(今立進)、エレ片メンバーの音楽的なセンスがハンパない。歌がイイ。めちゃくちゃ上手いってわけじゃないけど、味があるし、RAM RIDERにしても曽我部(恵一)さんにしても、みんな一緒にやりたがる気持ちがものすごく分かる。音楽的だし、声もオレのなかでは100点」
やつい 「スピードワゴンの小沢くんとは違ってね(笑)」
郷太 「小沢くんも声質はいいんだけど(笑)。今でこそ『歌へた王座決定戦』とか出てて、ネタになってるけど、曲作ってあげた時(2004年に<あたし認めない><SPWのテーマ>の2曲を提供)はそういうこと知らなかったから、歌いはじめた瞬間、凍り付いて笑うどころじゃなかった(笑)」
やつい 「全部録り終えたあとに、自分の声がまったく入ってないっていうね(笑)。すっげえ歌ってたのに(笑)」
郷太 「プロデューサーとしては、どうしようもなくて……(笑)。もう少し時間があれば、ラップやセリフみたいな感じで間奏部分とかに見せ場を作ってあげたかったんだけど、その前にどちらにせよ声が小さすぎて聴こえない(笑)。カラオケで歌うブルーハーツは上手いとかって必死にアピールしてたけど、いやいや関係ないからって(笑)。本人はめっちゃ本気だし、ヘタって言われて真剣に傷ついてるから……(笑)」
やつい 「傷ついてましたねえ。あの時はまだ芸になってなかったから(笑)。でも、ホントにブルーハーツと清志郎さんだけは上手い(笑)」
郷太 「でもね、音楽への愛情はすごくある人。いつだか、ギターが欲しいんだけど、買いにいくのに付いてきてくれないかなって言われて、オレと淳治と3人で見にいって。これがいいんじゃないかってエピフォン・カジノを勧めて。で、そのあと洗濯機が欲しいって話になって、今度は3人で電器屋行ったんだけど、それって後輩の芸人連れていけば済むことなんじゃないかって(笑)。何でオレと淳治が一緒になってキミの洗濯機選んでんねんって(笑)」
やつい 「(笑)」
――で、危険日チャレンジ・ガールズの話が……。
郷太 「そうだ! 小沢くんの話だけで終わるところだった(笑)。あれは……」
やつい 「TBSラジオの『エレ片のコント太郎』で作った女装アイドル・グループで、最初に出した<We are 危険日チャレンジガールズ!>も、すごくいい曲なんですよ。あの曲はブラック・アイド・ピーズみたいにしてくれって高野(健一)さんに作ってもらって、マジそういう感じになったんですよね。なんか企画モノって、音が投げやりだったりするものが多いけど、じゃなくて、これは楽曲として単純にかっこいい。それをふざけた人たちが歌ってるってのが、またかっこいいっていう。で、本当はその1曲で解散するつもりだったんですけど、いろんな事情が重なってもう一回やろうってことになって、ちょうどその頃、郷太さんとTBSでよく会うようになったんですよね。それで一緒にやりましょうってことになって、3曲ぐらいデモを聴かせてもらい……それがまた、全部かっこいい曲だったんですよ。だけどまあ、みんなで盛り上がる曲ってことで<FUNKY FUN!!!>になったんですけど、これってもともと某男性アイドル・グループに書いた曲なんですよね?」
郷太 「そう。僕がアイドルとかに曲を提供する場合、わりと共作が多くって、どっちかというと歌詞を書くことの方が多かったりするんだけど、<FUNKY FUN!!!>は谷口(尚久)くんとの共作ではありながら、メロディも僕が作った感じで、だからノーナっぽい。むしろ、サウンド構築を谷口君に任せてる感じ」
やつい 「で、Twitterで僕と郷太さんがやりとりしてたら、RAM RIDERが“ライヴに遊びにいきたい”って言って、“遊びに来るんだったら出たほうがいいんじゃない?”ってことになって。郷太さんが、“画としてうしろにDJがいるとかっこいい”って言ってね」
郷太 「本物のDJがうしろにいて、それでまあ、最初は歌うつもりじゃなかった僕も歌い、で、やついくんが『キラ☆キラ』に遊びにきて“宇多丸さんもやりましょうよ!”って言って、宇多丸さんも“イイよ!”ってことになり」
やつい 「宇多丸さんが入ってくれたおかげで、さらにいい歌になりましたよね」
郷太 「さすがプロって感じで、しびれるね」
――この曲は郷太さんのヴォーカルが、いつにも増してかっこいいです!
郷太 「ホントっすか!」
やつい 「まわりが石みたいな奴ばっかだから、ひとりだけ輝いてるんじゃないですかね(笑)」
郷太 「(笑)。でもまあ、この曲はいいところに嫁に行ったじゃないですけど、作ってる時は必死だったし、ノーナで歌うかも知れないって思って作ってたけど、結果的にはすごくいい歌になって、メンバーも最高で。DJで<FUNKY FUN!!!>かけて盛り上がらないことがなかったからね。まだCDになってなかったのに(笑)」
やつい 「配信では1位になりました!」
郷太 「橋本(吉史。『キラ☆キラ』の元プロデューサー)さんには言ってるんだけど、あと2、3曲作って、EPでもいいからちゃんと作品にしたいなって。僕が全部やらなくてもいいし、別に歌わなくてもいいんで、危険日チャレンジ・ガールズとしてもっと音楽をやってもらいたいなって思うわ」
やつい 「やりましょう!」
郷太 「by 孫 正義(笑)。ホンマね、好きなんよ、やっつんの声」
やつい 「やりましょう!」
郷太 「やりましょう(笑)! 実は、これぐらい突き抜けたいわゆるアイドル・ソングって、意外と採用されなくてさ。もっとかっこつけた感じのほうが喜ばれるというか」
やつい 「いわゆるアイドルっぽくない曲っていう」
郷太 「そう、彼らの多くはアーティスティックに見せたいって感じが強いのかな。特に男のコのアイドルは、僕の好きな80年代のアイドル・ポップみたいなバリバリの曲って敬遠されるというか。個人的には<FUNKY FUN!!!>」は、キラキラしまくった80年代ジャニーズ、光GENJI的な曲ですね。もともとメンバーの声が次々出てくる曲が好きなんですよね。違う声がトントントンと出てくるのが、ちょっとこう、頭や身体のヘンなところに届くドラッギーな魅力というか。歌の上手いシンガーがひとりで最初から最後まで歌っちゃう曲より、病みつきになっちゃう。僕がジャクソン5とかニュー・エディションを好きだったりするのは、そういうところにもある。危険日チャレンジ・ガールズの3人もカンペキにキャラ決めされてるし、楽しいよ」
やつい 「やりましょう!(笑)」


「郷太さんってオススメ上手だし、勧めるの好きですよね」(やつい)
「父方の親は代々お寺さんだから。お寺もまあ、仏教を勧めてる仕事じゃない?」(郷太)




――ところで、お二方の最新ワークスといえば、片やMIX CD、片やカヴァー・アルバムという、音楽の伝承作業ではありますね。
『“Choice”by NONA REEVES』
郷太 「やっぱ大瀧詠一さんにしても山下達郎さんにしても、自分で曲を作り、自分で歌い、アイドルに曲を提供し、そして喋ったり書いたり、いろんな方法で“こんな音楽あるよ”って伝えてるし、僕自身もそれはやりたいことだし、昔からやってることですね。もちろんそれをより大きい層に広げていくというか、ちゃんとした形で伝えていくことに四苦八苦してるところもあるんだけど、やっつんがやってることとかも、お笑い好きの女のコたちに、いわゆるTVでかかってるのとは違う音楽の面白さを伝えるということで同じだと思うんですよ」
やつい 「郷太さんってオススメ上手だし、勧めるの好きですよね」
郷太 「好きだね〜。なにより、水道橋博士さんにTwitter勧めたのも俺だから(笑)」
やつい 「博士も勧めるの好きな人ですよね」
郷太 「やっぱ、俺は両親とも学校の先生だからね。おじいちゃんおばあちゃんも先生で、父方の親は代々お寺だから。お寺もまあ、仏教を勧めてる仕事じゃない?」
やつい 「布教するっていうのが根っから血に流れてるんですねえ。カヴァー・アルバムも最高でした」
郷太 「最高でしょ! 作りながら次のカヴァー・アルバムのことも考えてたから(笑)。今回、CDショップの店員さん達からの反響が大きくて。彼らは現場で音楽を勧める仕事をしてる、そういう素敵な音楽を広めたいという欲求を持った人たちの琴線に触れられたのは嬉しいな。もともとノーナが好きだっていう人がそういう店に多かったことが、俺たちが生き残ってこれた理由なんだけど。ラジオ番組『キラ☆キラ』の効果もあって、ここ数年ではいちばん反響もあってうれしい。やっつんのMIX CDも、もう3枚目でしょ」
やつい 「そうです」
郷太 「俺自身、これまでのやっつんのMIX CDで初めて知ったアーティストもたくさんいたよ。日本のロックってそんなに詳しく聴いてないから、“こんないいバンドいるんだ”って思うのもたくさんあった」
やつい 「いろんなアーティストを並列に聴けるのがMIX CDのいいとこですよね。MIX CDに入った瞬間に、イメージとかひっくり返されちゃうから。めちゃくちゃお金かけてるグループとまったくお金がかかってないグループも同じ一枚にしちゃえるし、そういう意味では偏見なくいろんなものに出会える機会にもなるし。実際、僕もそういう聴き方してきてたんですよね、ずっと。アルバム1枚通して聴くことももちろんあるんですけど、だいたい友達とかと一緒にこれがイイネあれがイイネって1曲聴いたら次、みたいな。で、自分で選曲したテープを作るのが好きだったんですけど、それを友達に配ったりしてね。四日市の田舎だといろいろ聴いてる奴、少ないんですよ。だから、音楽を好きな友達を増やさないと、小遣いが足りなくなるっていう」
郷太 「分かる分かる」
やつい 「で、テープ作ってあげて気に入ってもらえたら、“じゃあそっち系のやつ新しいの出たら買えよ”とか指示したりして。時には“オレばっか買ってオマエには貸してばっかだけど、たまには何か買えよ、1枚も貸してくれねえじゃないか、おかしいだろ!”って、クラッシュ全部買わせたりとか(笑)。まあ、そういうことの延長ですね。そうやって聴いてる時も洋楽、邦楽、アイドル、ロック、古い、新しい、問わずね」
――お二方の世代は音楽的に雑食な世代だったと思うんです。十代前半を過ごされた80年代って、洋楽も邦楽も、歌番組や情報番組がいっぱいあった時代で。
郷太 「新しいものは主にTVとかラジオで観聴きしてたから、たとえば番組欄にマイケル・ジャクソンって書いてあったとして、マイケルが何分から流れるかって分かんないし、それを待ってる間に流れてたロバート・プラントのソロとかも一応観てたりとか、で、マイケル観終わったら、そのあとにガンズが始まってそれもまあ観てたりとか、一応耳には入れてますよね。今だったら、YouTubeで観たいものだけ観てって感じだろうから、好きでもないハード・ロックを嫌々ながら聴かなきゃいけないみたいなことはないと思うんですよね。でも、好きでもないジャンルのなかで引っかかるものもあったりするし」
やつい 「僕はハード・ロックがめっちゃ流行ってた時にストーン・ローゼズ聴いてたクチで、ハード・ロックは苦手だったんですけど、なかには好きなものがあったりするんですよね。僕、モトリー・クルーは好きでしたよ」
郷太 「軽くラモーンズチックというか、ギターもヘタだし、テクニシャンではないでしょ。と言っても、そんなに詳しくはないけど(笑)」
やつい 「たしかに、モトリーからラモーンズ聴いたりもしましたね。だから、ヨーロッパとか、ああいうのがぜんぜん分からなかった」
郷太 「でも、今いちばん必要とされてることってそういうことなんじゃないかと思う。コンセルジュ的な役割というか、こんだけ山ほど音楽があって、たとえばビートルズの時代、ジョン・レノンポール・マッカートニーがどんだけ音楽を聴いていたかって、たいして聴いてないと思うんですよ。だって世の中に数が出てなかったから。ジョンもポールも、数だけで言えば、今の音楽通ほど絶対に音楽を聴いてない。だけど今は、その時の何万倍何億倍っていう音楽があるわけじゃないですか。でも、人間が過ごす時間は一緒だから、聴くっていってもせいぜい一度に40分〜50分。聴かなきゃいけない名作・名盤が毎年溜まっていくなかで、“これ聴くといいですよ、これとこれとこれが好きなんじゃないの?”っていう役割っていうのが今まで以上に重大になってくる気がしてます。“あいつが言ってるから聴いてみよう”っていうか、その“あいつ”っていうのが、お笑い好きな人にとってはやっつんなんだろうし、『キラ☆キラ』やラジオに注目してる人たちにとって自分がそうでありたいと思うし」
――では、お時間もそろそろですので、最後にひと言ずつ、今後の展望を!
やつい 「やりましょう! 危険日チャレンジ・ガールズのアルバムを」
郷太 「フル・アルバムでもいいね」
やつい 「来年ぐらい音楽ツアーやりますよ!」
郷太 「いいね(笑)。結局、“リズム”っていう部分ではミュージシャンも芸人も一緒というか、お笑いもタイミングで笑わせたりとかするし。近いんですよね」
やつい 「昔のコメディアンはみんなミュージシャン出ですからね。ドリフだってそうだし。ミュージシャンとお笑いはかなり相性がいいんでしょうね」
郷太 「あと、ミュージシャンも同期の仲間見回してしつこく生き残れてる奴って、喋る喋らない関係なくても本人がオモろい奴ってのが残ってる気がする。ステージの上から、言葉じゃなくても何かを語りかけなきゃいけないっていうのは同じだから」
やつい 「ということで、やりましょう!」
取材・文/久保田泰平(2011年6月)
撮影/相澤心也
DJやついいちろう presents 七夕ナイト『GOLDEN HITS』リリースツアー
●7月 6日(水)@東京 Shibuya O-EAST
●7月14日(木)@名古屋CLUB QUATTRO
●7月15日(金)@大阪 梅田Shangri-La
http://elecomi.com/event.html
【エレキコミック オフィシャル・サイト】
http://elecomi.com/

MAD NONA 4 デビュー15周年記念 NONA3X15(ノーナ最高!)プロジェクトその1
“Choice”and“Warner Music Years 97-01”Release Party 2011

●日程:7月16日(土)
●会場:恵比寿 LIQUIDROOM
●時間:開場17:30 / 開演18:30
●チケット:前売4,500円 / 当日5,000円(税込、ドリンク代別)
●発売プレイガイド:チケットぴあ / ローソン / イープラス
※お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION
【NONA REEVES オフィシャル・サイト】
http://www.nonareeves.com/
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