1月8日(土)、<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー 〜ありがとう100万人〜 in 福岡>が開催され、視聴者は約8万人、書き込まれたコメント総数は15万件近くにも上りました!
今回はこれまでの開催地同様、ニコニコ動画の人気ユーザーがライヴ・パフォーマンスを行なったほか、ニコニコ動画の新サービスとして「ニコ生セッション」が発表に。「ニコ生セッション」は、ヤマハ株式会社の開発したアプリケーション「NETDUETTO β」を利用したサービスで、遠隔地のユーザー同士がインターネットを介して音楽の即興演奏会やデュエットを行ない、その音声を配信することができるというもの。
ニコニコ生放送では、生放送主が「ルーム」を作成し、そこに別のユーザーが参加することでセッションが可能になる。これにより、生放送主同士、あるいは生放送主と番組視聴中のユーザーとで、バンド演奏やカラオケなどのセッションをタイムラグなしに行なうことが可能に。
「ニコ生セッション」発表の後、いよいよライヴ・パートがスタート! 今回のトップバッターをつとめるのは、「馬琴&ぐり子」。ニコニコ動画ではそれぞれ「踊ってみた」カテゴリで活躍する人気の踊り手。彼女たちが今回ダンスの曲に選んだのは、「ボーダーランズ/マチゲリータP」と「メランコリック/Junky」の2曲。パワフルとキュート、まったく色の違うダンスを連続して披露した2人には、視聴者からも「かっこいい!」と「かわいい!」が入り乱れた、賞賛のコメントが寄せられていました。
続いては「赤飯」が「Baguettes Ensemble」と共に登場。赤飯は、熱く力強い男性声から女性声まで、様々な声色を使い分けて歌うその技術から、“七色の声”の持ち主と称される歌い手。またBaguettes Ensembleは、VOCALOID楽曲をジャズにアレンジしてセッションしているバンド。
まずは得意のトークで場を和ませた赤飯が、「Fly me to the moon」を歌い上げると、続いてはBaguettes Ensembleがジャズ・アレンジした「炉心融解/iroha」と「Alice/古川P」を演奏し、会場をしっとりとした空気で満たす。
ここで先ほど発表のあった「ニコ生セッション」を使って福岡・東京間をつなぎ、セッションを行なうことになった。演奏は福岡からBaguettes Ensembleが、そしてヴォーカルは東京から歌い手の「UmiNeko」が登場し、ネットを介して「優しい音色/Dixie Flatline」を披露。その後は、歌い手の「けったろ」も登場し、ニコニコ電話を実施。
最初に当選した「ペペロ」からの「歌がうまくなるにはどうすれば?」という質問に、赤飯は「好きな音楽をまずは真似して録音してみること」と回答。また、2人目に当選したのは北海道から視聴しているという「雪」。彼女からの質問をきっかけに、東京にいるUmiNekoが再び中継に登場し、福岡・北海道・東京の3地点をつないでのニコニコ電話が実現!
ここからライヴ・パートは後半戦へ。これまでにも大会議に何度も出演してきた「けったろ」が「No Logic/ジミーサムP」を歌い上げ、会場のテンションを再び盛り上げると、続いては高音の美しさに定評のある歌い手の「nero」が登場し、「Bye-Bye Lover/samfree」を熱唱。
さらにここで、neroとは中学の同級生だという「clear」がステージに姿を見せ、2人は一緒に「サマーレイン/Nem・桃華なゆた」を披露。気心の知れた仲ならではの息の合ったハーモニーで、観客と視聴者を魅了しました。
続いてclearの「Fire◎Flower/halyosy」、そして出演者全員による「一月一日(jazz.ver)」の後は、アンコールに応えて「ぼくとわたしとニコニコ動画/ヒャダイン feat. 詩歌」を会場と視聴者が一体となって歌い、福岡でのニコニコ大会議はフィナーレへ!