“ソロ・アルバムの制作に取り掛かるらしい”と当欄でお伝えしてから、早いもので、もう1年以上経ってしまった、エコー＆ザ・バニーメンのフロントマン“イアン・マッカロク”。その後も、コールドプレイのクリス・マーティンとジョニー・バックランドがゲスト参加しているとか、俳優のジョン・シムもゲスト参加しているとか、少しずつですがレコーディング話は伝わってきていましたが、自身の公式HPなどで先日発表されたことによると、ついに、そのソロ・アルバム『Slideling』の発売が正式に決定した模様です。

　UKでは4月28日に、USでは5月6日に、それぞれ発売される予定の今作ですが、嬉しいことに、彼が新たに契約を交わしたインペリアル・レコードから発売される日本盤は、4月23日に全世界に先駆けて発売される模様で、しかも日本盤にはボーナス・トラックが2曲追加収録される予定です。彼のソロ作といえば、92年発表の『ミステリオ』（写真）以来となるので、約11年ぶりとなる今作。復活後のエコバニやゲスト参加のミュージシャンから、なんとなく、そのサウンドは想像できますが（たぶん“叙情派ロック”）、それはそれとして、楽しみですね。皆さんも注目のほどを。