日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』を機にメジャー・デビューを果たした“天使の歌声を持つ中年男性”“赤羽のポール・ポッツ”と呼ばれた男、斉藤さん(斉藤竜明)が12日(月)、生まれ故郷である北海道伊達市大滝区北湯沢にて、初の凱旋ライヴを行ないました。
斉藤さんは、デビュー後リリースした「フラノの歌」が日本テレビの着うた(R)サイト、iTunesチャート(ブルース)などで続々と1位を獲得。また、レコチョクチャートでも32位にランクイン! ストリート・ミュージシャンをはじめて苦節26年、42歳のデビュー新人としては異例の活躍となっているが、このことを普段あまりテレビを観ない故郷の母、祖母に直接報告したいと、今回、報告を兼ねた凱旋ライヴを行なうことに。
ライヴが行なわれたのは、自治体の協力で大滝区にある北湯沢湯「さと館」。高校を卒業して以降、地元を離れた斉藤さんに約20年ぶりに会うという地元の方や同級生を中心に約50名が集まり、30分のライヴを開催。話題となった「フラノの歌」をはじめ全6曲を演奏し、最後のアンコールでは、この日のために制作した「伊達市大滝」というタイトルの故郷のための歌を披露し、中には涙ぐむ人の姿も。「生演奏では今まで歌を聴いたことがなかった」という斉藤さんの母、祖母もライヴ終了後「やっぱり生はいいですね。良いライブだった。頑張ってるなあと思いました。これからも応援したい」と、嬉しい様子だったとのこと。
また、凱旋ライヴにはテレビの取材も入り、その様子が15日にオンエアされると、Twitterなどでも大きな反響があり、Google検索急上昇ワードランキングでは1位にランクイン、また、iTunesチャート(ブルース)では、「フラノの歌」が1位、「荒野の狼」が4位に再度チャートインと異例の事態に!
本人は「今までミュージシャンを辞めようと思ったことはないです。自分が好きでやっていることに、辞める、辞めないというのはない。夢の結果が出る、出ないというのはあるが、その途中で不安になって辞めていく人がいる中、ここまで続けられた自分は幸せだ」と語っています。次作にも注目を。