さる12月16日(金)、六本木の次世代ライヴハウス「ニコファーレ」にて、ライヴ・イベント<ボカファーレ!! 〜第0幕〜>が開催! このイベントは、最新のAR(拡張現実)技術を駆使した“ボーカロイド”ライヴとなっており、ステージには最新のVOCALOID3を用いた新ボーカロイドたちが登場。ニコファーレの全壁面LEDモニターを使用した映像演出との組み合わせで、会場に集まった観客と「ニコニコ生放送」で視聴した7万5千人以上のユーザーを盛り上げました。
イベントはまず、ボーカロイド「リング・スズネ」の“中の人”であるDaisy×DaisyのMiKAと、「SeeU」の“中の人”であるキム・ダヒを招いてのトーク・コーナーからスタート。録音時のエピソードや、ボーカロイドを初めて聞いたときの感動について語ったMIKAとキム。そんな二人に向けて、ユーザーからは「リング最高!」「SeeU最高!」というコメントが大量に書き込まれ、それがニコファーレの壁面に弾幕となって流れる!
また、ライヴ前にはAR技術についての解説の時間が設けられ、そこにはARキャラクターのダンス振り付けを担当している
TRFのSAMが登場。自身が振り付けを行なったボーカロイドのAR技術を目の前で見たSAMは、「面白いです。リアルタイムで(振り付けが)できるのは良いですよね」と感想をコメント。
そして、ここからいよいよボーカロイドたちによるライヴがスタート! 今回出演したのは、ヤマハ株式会社が開発したVOCALOID3を用いた新モデルである「兎眠りおん」「蒼姫ラピス」「あきこロイドちゃん」「GUMI」。ステージではそれぞれが個性溢れるパフォーマンスを展開!
まず「兎眠りおん」が、アキバ系アイドルのでんぱ組.incとのコラボレーションによるダンスで魅せると、次に「蒼姫ラピス」がギタリスト・みうみう氏の肩に乗って歌うというAR技術なしでは不可能なパフォーマンスを披露。
さらに「あきこロイドちゃん」はニコファーレならではの映像演出を用いて再現されたローソンを背景をバックに、華麗なダンス・パフォーマンスを展開。続く「GUMI」が客席を炎が包むCGに合わせて、ニコ動で大人気の楽曲「メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト」を披露し、その圧倒的なAR技術のリアリティに観客からは拍手が、視聴者からは驚嘆のコメントが寄せられました。
そしてイベントの最後は「あきこロイドちゃん」と「GUMI」による大迫力のコラボ・ライヴ! <ボカファーレ!!>は大盛り上がりの中、幕を下ろしました。