アーティストの表現活動を支援する“TYサポート・プログラム”の一環として行なわれているクラシック・レコーディング支援の対象作品が発表されました。
“TYサポート・プログラム”は、株式会社ティー ワイ リミテッド代表取締役会長の依田巽氏が、これからの文化・芸術を担うアーティストを支援していきたいと考え、2005年春にスタートさせたプロジェクト。現在、公募によるクラシック・レコーディング支援や、非公募によるコンサートやイベントなどへの協賛活動を行なっています。
クラシック・レコーディング支援は、アーティストがその才能の発表手段としてCDなどの制作を計画する際、充分に納得のいく作品に仕上げられるよう録音、制作費用の一部(1企画につき100万円)を援助するプログラムです。
今回で第10回目の募集となったクラシック・レコーディング支援では、2011年8月1日から9月20日までの募集期間に応募のあった全29点から、応募書類およびサンプル音源により審査員による個別の審査が行なわれた後、2011年12月5日に審査員合同の審査会を開催し、最終的に5作品がサポート対象作品として選定されました。
サポート対象として選定されたのは、以下の5作品です。加瀬孝宏『20世紀のオーボエ作品集』、
大崎結真『ドビッシーのピアノ曲集「Yuma Osaki Plays Debussy」』、石井佑輔『ジョリヴェ/ヴァレーズピアノ作品集(仮)』、松村未英『ゴイェスカス:ゴヤの誘発した音楽(仮) 愛と死の物語』、
菖蒲弦楽三重奏団『日本の弦楽三重奏曲VOl.2〜呉泰二朗、入野義郎、清瀬保二〜』。
審査に関する講評などはティー ワイ リミテッドのウェブサイト(
www.tylimited.co.jp/tys/support_result_vol10.html)で発表されています。
次回の募集時期や募集形態は決まり次第、ティー ワイ リミテッドのウェブサイトにて発表されるとのこと。アーティストもリスナーも、この貴重なプロジェクトにぜひご注目ください。
■TYサポート・プログラム
第10回クラシック・レコーディング支援対象作品加瀬孝宏『20世紀のオーボエ作品集』
大崎結真『ドビッシーのピアノ曲集「Yuma Osaki Plays Debussy」』
石井佑輔『ジョリヴェ/ヴァレーズピアノ作品集(仮)』
松村未英『ゴイェスカス:ゴヤの誘発した音楽(仮) 愛と死の物語』
菖蒲弦楽三重奏団『日本の弦楽三重奏曲VOl.2〜呉泰二朗、入野義郎、清瀬保二〜』
※審査に関する講評などはティー ワイ リミテッドのウェブサイトへ
www.tylimited.co.jp/tys/support_result_vol10.html