ニュース

タワレコ発のアイドル・イベント<POP'n アイドル>をレポート!

2012/03/01 17:21掲載
はてなブックマークに追加
タワレコ発のアイドル・イベント<POP’n アイドル>をレポート!
 タワーレコードのアイドル・キャンペーン「Pop'n アイドル」と連動するライヴ・イベント<TOWER RECORDS Presents POP'n アイドル>が2月28日(火)、Zepp Tokyoで開催! SUPER☆GiRLSスマイレージ東京女子流、ゲストにはバニラビーンズLinQと豪華な顔ぶれが集結した一夜の模様をレポートします!

TOWER RECORDS Presents POP'n アイドル
2012. 2. 28 Zepp Tokyo
〜 オフィシャル・レポート 〜


 平日にも関わらず大盛況となったこの日のイベント。まずは、SUPER☆GiRLS、スマイレージ、東京女子流とゲストのバニラビーンズ、LinQという、合計44人(!)もの出演アーティストがステージに全員集合してオープニングのご挨拶。オーガナイザーであるタワーレコードの嶺脇社長も登場し、アイドルの魅力を伝えるためにはやはりライヴがいちばんという思いから、今回のイベントを企画したことを説明する。ところが司会進行役でもあるバニビのレナからの「というのは表向きでして、裏タイトルは<嶺脇フェス>」というツッコミを受け、「裏テーマは単純に僕が観たいアイドルに出てもらいました」と告白。「レナちゃんの名言にもあるように“推し(メンバー)は変えるものではなく増やすもの”ですので、今日はじめて観るアイドルの方もいらっしゃると思うので、今後も引き続き全グループを応援していただけたらと思います!」と挨拶して、会場に集まったアイドル・ファンからの喝采を集めた。

 ライヴのトップバッターを飾ったのは北欧の風に乗ってやってきた2人組、バニラビーンズ。彼女たちのイノセンスな魅力が詰まった渋谷系ポップス風の「サカサカサーカス」からはじまり、今年1月に発売された最新シングル「トキノカケラ」と代表曲「ニコラ」の計3曲をパフォーマンス。モデルのようなスリムな体型が映える、動きを抑えた可愛らしい振り付けでオーディエンスを魅了していく。MCではレナが「いま一押しのアイドルは東京女子流の新井ひとみちゃんことひーちゃんと、庄司芽生ちゃんと、LinQのあーみんとゆーみん、そしてSUPER☆GiRLSのあみたこと前島亜美ちゃん、そして、スマイレージのDAWA(ダーワー)こと和田彩花ちゃんでーす!」とアイドル好きをアピール。リサも「趣味は海外旅行とお買い物。よく買い物に行くところはタワーレコードです!」と語り会場を盛り上げた。


バニラビーンズ


 2番手には、九州発のアイドル・グループ、LinQが登場。定番の挨拶曲「ハジメマシテ」では21名のメンバーが勢揃いし、続く「チャイムが終われば」ではそのうち10名が残り、学校を舞台にした楽曲の内容に合わせてイスや机を使った楽しいライヴを展開していく。さらに、タワー発のアイドル専門レーベル「T-Palette Records」から2月29日に発売されたシングルより「さくら果実」と「Sakura物語」を披露。前者ではグループ内の妹チーム“LinQ Qty”がキュートな制服を、後者ではお姉さんチームの“LinQ Lady”がおへその見えるセクシーな衣装を身に纏って現れ、楽曲ごとに印象の異なるステージでオーディエンスを魅了する。ラストはふたたび全員集合してダンサブルかつポップな「カロリーなんて」で締め。彼女たちは今週、新作「さくら果実/Sakura物語」の発売を記念し、東京、大阪、名古屋、福岡の各地でインストア・イベントを実施。また、4月17日(火)にはZepp Fukuokaでデビュー1周年記念のワンマン・ライヴ<豚骨革命! 濃すぎたらごめんたい!>を開催することも決定している。


LinQ

LinQ


 そして3番目のアクト、SUPER☆GiRLSがステージに。会場の歓声がひときわ大きくなるなか、チョッパー・ベースのフレーズも強力な人気曲「女子力←パラダイス」でアッパーにライヴをスタート。「みんな盛り上がってますかー!」といった言葉で煽りながら「NIJIIROスター☆」「夢の引力」と立て続けに歌い、メンバーのポジションが次々と移り変わっていく動きの激しいパフォーマンスで観客をグイグイと引き込んでいく。青のジーンズ地を基調としたトップスとショート・パンツというお揃いの衣装は健康的で、ステージ狭しと元気いっぱいに動きまくる彼女たちにピッタリ。「この会場を夏気分にしちゃいましょう!」と披露した「MAX! 乙女心」ではメンバー・コールも巻き起こって一層盛り上がり、「EveryBody Jump!!」ではメンバーに合わせて観客もジャンプ! 最後は「Be with you」で一気に駆け抜けた。


SUPER☆GiRLS

SUPER☆GiRLS


 続いての東京女子流は、小西彩乃が骨折のため残念ながら4人でのライヴに。しかしメンバーが「あぁちゃんの分まで頑張ります!」と語ったように、オープニングのヒップホップ色が強い「Don't Be Cruel」から気迫のこもったダンス・パフォーマンスを見せ、「鼓動の秘密」「Limited addiction」と人気のシングル曲で畳み掛けていく。MCでは、3月14日発売のニュー・アルバムのタイトルにもなっている「Limited addiction」について、中江友梨が「この言葉には“はまっていく”という意味が込められていて。この2ndアルバムで東京女子流に深ーくはまってくれたらという思いを込めて付けました!」と説明。そして、3月7日にリリースされるニュー・シングル「Rock You!」、ポンポンを持っての可愛らしい振り付けが印象的な「頑張って いつだって 信じてる」、さらに重量級のフュージョン・ファンク「W.M.A.D」と、彼女たち特有の大人と子どもの間を揺れる“少女っぽさ”を体現したようなステージで魅せていく。最後の「Attack Hyper Beat POP」では照明が落とされた暗闇のなか、メンバーがハンドライトを持ってダンスするという演出もあり、趣向を凝らしたライヴに会場も大きな声援で応えていた。


東京女子流

東京女子流


 そしてこの日のトリをつとめたのは“日本一スカートが短いアイドル・グループ”スマイレージ。赤と黒のチェック柄の可愛らしい衣装に身を包んだ6人は、ステッキを片手に「○○がんばらなくてもええねんで!!」からライヴをスタート。自己紹介ではリーダーの和田彩花が、「ほかのアイドルのファンの方もいると思うんですけど、ぜひわたし推しになって帰ってください!」と語り、ほかのグループへの対抗意識をメラメラと燃やし、さらにステージ幕の“NO MUSIC, NO LIFE.”のロゴを指して「そこの“NO MUSIC, NO LIFE.”を、いつかは“NO スマイレージ, NO LIFE.”に変えてもらえるよう頑張ります!」とアピール。福田花音の「いまはスマイレージのことを知らないという方も、この公演が終わる頃には絶対にスマイレージのとりこにしてみせます!」という宣言通り、「ショートカット」やメジャー・デビュー曲「夢見る 15歳」など5曲を連続で披露し、汗ダクになりながらのアグレッシヴなパフォーマンスで攻めていく。ユニークな振り付けと間奏でのディレイを使ったアシッドなアレンジが強烈な「チョトマテクダサイ!」、ロッキンな高揚感に満ちた「同じ時給で働く友達の美人ママ」、ユーロビート調のトランシーで中毒性の高い「有頂天LOVE」とアゲていき、最後の「スキちゃん」までパワフルなステージをノンストップで展開。観ている側も気を抜けない圧巻のライヴで見事にイベントを締め括った。


スマイレージ

スマイレージ

スマイレージ


 なお、<POP'n アイドル>の次回イベントが6月23日(土)に同じくZepp Tokyoで開催されることも決定。出演アーティストはまだ決まっていないが、無類のアイドル好きとしても知られる嶺脇社長がオーガナイザーをつとめるだけに、ふたたび豪華ラインナップが実現することになりそう。続報を楽しみに待とう。

(C)TEPPEI
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015