ヨ・ラ・テンゴ（Yo La Tengo）のジェームズ・マクニュー（James McNew）のソロ・プロジェクトDUMP（ダンプ）がいよいよ再始動！ 6月末に坂本慎太郎のレーベルzelone recordsから12インチ・アナログ・シングル「NYC TONIGHT」をリリースします。

　ジェームズが13、4歳の頃から楽しんできた4トラックのホーム・レコーディング・プロジェクトを“DUMP”と名付け、録音を始めたのは91年のはじめで、ドラム以外はすべて家の中で録音していたそう。それから影響を受けた曲やマニアックな楽曲をカヴァーするなどして自由な楽曲をこれまでこつこつとリリースしてきました。

　今回カヴァーした「NYC TONIGHT」は、“ロック史上もっとも見事な変質者”とも称され、ドキュメンタリー映画『Hated: GG Allin and the Murder Junkies / 全身ハードコア GGアリン』（1994年 / 監督：トッド・フィリップス）もあるカルトなパンク・ロッカー、GGアリン（1956 - 1993）がThe Jabbersを率いて1982年にOrange Recordsからリリースした楽曲。今回ジェームズは、DUMP流にディスコ・ソングにアレンジ！ そしてB面には、ジェームズの親友である坂本慎太郎とのコラボ・ヴァージョン（remix）も収録しています。

　カヴァー・アートはNYの名門ディスコ・レーベル、SAMへのオマージュでこだわりの特色3色印刷。初回プレスのみMP3ダウンロードカード付きとなっています。