アジア最大級のオーディションで、5ヵ国の出身者で結成されたガールズ・グループ、ブラッシュ（BLUSH）が、6月28日（木）に池袋サンシャインシティで行なわれた「ジェットスター国内線就航まであと5日!! カウントダウンフェスティバル」にゲスト・パフォーマーとして登場しました！

　ブラッシュは中国出身のビクトリア・チャン、日本出身の壇上夏子、フィリピン出身のアンジェリ・フローレス、韓国出身の李 智慧、インド出身のアリーシャ・ブドラニからなる“汎アジア”ガールズ・グループ。彼女たちの出身国で開催されたアジア最大級のオーディションで選出され、スパイス・ガールズの生みの親でもあるエリオット・ケネディや米ウォルト・ディズニー・アジア・パシフィック担当元代表のジョン・ニアマンらがプロデュースを買って出るなど、デビュー前から大きな話題を呼んでいました。

　スヌープ・ドッグと共演を果たしたデビュー・シングル「アンデイヴァイディッド feat.スヌープ・ドッグ」と2ndシングル「ダンス・オン」がUSビルボード・ダンス・チャートのTOP10にランクイン（アジア人アーティストとしては史上初！）、そしてブラック・アイド・ピーズやジャスティン・ビーバーらのステージのオープニング・アクトにも起用されるなど、アジアはもちろんのこと、デビューして間もないにもかかわらず活動規模をワールドワイドに広げている彼女たちがついに日本初上陸！ その華やかで艷やかな魅力と、果てしない可能性を見せつけるパフォーマンスを披露しました。


　1曲目「ダンス・オン」のイントロが鳴り響いた瞬間からキレのあるダンスと、強いダンス・ビートを跳ね返すような張りのある声で圧倒していく彼女たち。壇上夏子のラップ・パートや目を見張るソロ・ダンス、李のどこまでも伸びていくようなヴォーカルなど、メンバーそれぞれの異なる才能がひとつに集約されて迫ってくるようで、2曲目の「メイク・ユー・ブラッシュ」が始まると会場から自然に手拍子が。

　3曲目の「オール・スターズ」が始まる前に「わたしたちは常に世界中を駆け巡っていて、もしかすると1年の半分くらいは飛行機の中に住んでいるかもね」とアリーシャが笑わせると、世界最年少プロ・ギタリストとしてギネスブックに登録され、オジー・オズボーンとの共演経験もある宮澤佑門がサプライズ・ゲストとして登場。とても12歳とは思えない本格的なギターをフィーチャーしながら、さらに躍動感が増したダンスと息の合ったハーモニーで観客の心を奪いました。


　残念ながら来日が急きょ決定したため、フィリピン出身のアンジェリ・フローレスがビザの取得が間に合わずに4人でのライヴとなりましたが、5人での完全なパフォーマンスへの期待が高まるステージとなりました。

　日本ではデビュー前のブラッシュですが、現在配信中の最新EP「ジ・アンディヴァイディッドEP」では、彼女たちの多彩な魅力が堪能できます。「ジ・アンディヴァイディッド」のミュージック・ビデオとともにぜひチェックしてみては？（写真 / Yuji Honda）

BLUSH“Undivided”featuring Snoop Dogg