ヴォーカル・作詞担当のうららと、ギター・作曲・アレンジメントを手掛ける上口浩平からなるユニット、Salley。ふたりの出会いは2012年。故郷でのバンド活動に限界を感じて上京した上口が知人に誘われて出掛けたライヴハウスで、ギターを片手に弾き語りをしていたのが、うらら。華奢でありつつも凛としていて力強く、聴き手の心をキュンと突き刺す威力を秘めた彼女の独特の歌声は、上口に「J-POPとアイリッシュトラッドの哀愁とエモーションの融合」というインスピレーションをもたらしたそう。ライヴ後、上口はすぐに彼女に声を掛け、ふたりは「J-POPとアイリッシュの融合」という共通言語で意気投合。うららが以前から好きだったというアイリッシュトラッドの名曲「Down by the Salley Gardens」から彼女が命名した「Salley」をユニット名とし、結成に至りました。J-POPにアイリッシュサウンドを融合させた彼らの音楽スタイルは、アイルランドのロックバンド“クランベリーズ”を彷彿とさせ、“和製クランベリーズ”とも称されています。Salleyの最大の特徴はうららの声。日本人のシンガーには珍しい、地声とファルセットを巧みに操るこぶしや唄い回しが洋楽的で、オリジナルの世界観を生み出しています。
そんな彼らが、5月29日にシングル「赤い靴」でメジャー・デビューすることが決定。うらら作詞、上口浩平作曲の本作は、死ぬまで踊り続ける呪いをかけられた赤い靴を履いた少女の物語という、アンデルセンの同名童話と同じタイトルがつけられた楽曲。中学生までクラシックバレエを習っていたうららならではの一曲といえます。繊細で可憐なヴォーカル、ダンサブルなギター・サウンドと毒のある詞世界の奇妙でポップなバランスという、Salleyの原点ともいえる要素が顕著に感じられる楽曲に仕上がっています。またカップリングには、アーティスト名の由来にもなった「Down by the Salley Gardens」が収録されることが決定しています。
なお、2月8日放送のJ-WAVE『TOKYO REAL-EYES』にて「赤い靴」が先行オンエアされたところ、番組に多数の問い合わせがあり、2月20日には、渋谷・O-nestにて行なわれた〈J-WAVE TOKYO REAL-EYES“LIVE SUPERNOVA”vol.80〉にデビュー前でありながら出演。メジャー・アーティストに引けを取らない、力強いパフォーマンスで約200名の観客を魅了しました。3月1日には同番組への自身初となる生放送ゲスト出演も決定しています。また、J-WAVEで楽曲が流れたのをきっかけに、有線放送にもリクエストが多数寄せられ、オンエアされている。2月20日集計の「週間 USEN HIT J-POPランキング」では、早くもデビュー前に異例のTOP30入りを果たしました。
■Salleyプロフィール■ ◆うらら 作詞とボーカルを担当 キュートで危うげなその声の絶対的な魅力。ナチュラル、キューティー、クール、いずれも兼ね備えた、秘めたカリスマ性を感じさせるその佇まいと存在感は男女共に支持されること間違いない。そしてその奥に見え隠れする強固な意思と野心。そのアーティスト性の奥深さは未知数。 Date of Birth:1988.5.23
◆上口浩平 作曲とアレンジメントとギターを担当 高い身長と甘いマスクを持ち、優しさの奥に見え隠れする確固たる音楽への強いこだわりは、緻密に組み立てられたギターのフレーズひとつとっても感じとることが出来る。 Date of Birth:1985.10.29