＜『ファンタジスタドール』Official Interview＞

――レコーディングの感想をお聞かせください。

　大橋彩香　「別々のレコーディングだったのですが、オープニングは、ドールの皆が隣にいるのを想像しながら“行くぞ！”という感じでレコーディングしました。エンディングは、皆さんの声が合わさった完成形を聴いたら、一人で歌った時とはまた違った雰囲気で“こんな風に変わるんだ！”と感激しました」

　津田美波　「4人以上の人数で歌うことはそんなにないので、どんな風になるのか？ 私の声はちゃんと聴こえるのかな？と思ったのですがちゃんと聴こえました（笑）。6人集まったことによって元気さが増しましたし、楽しい感じも増したので、大人数で歌うのも良いなと思いました」

　赤崎千夏　「私は最後の収録だったので皆の歌を聴いてから収録しました。皆の歌声の中にどうやって入っていこうかを考えたのですが、しめじらしくふんわりおっとりな感じで歌いつつ、合いの手のときはわりと元気にやらせて頂きました」

――レコーディングで難しかった所はありますか？

　大橋彩香　「〈今よ！ファンタジスタドール〉はサビ以外のところの音程が低く、元気がなくなってしまう感じだったので、そういったところでも、うずめらしい元気な感じを出すのに気をつけました」

　津田美波　「皆との調和もあるし、一人だけ飛び抜けていてもいけないだろうし、そんな中で、ささらっぽい感じを出して歌うのが難しかったですね。でも元気のある曲で皆の声が合わさってしまえばそんなに気にしなくても大丈夫かなと思ったので、キャラクターを思いっきり出して歌えたと思います」

　赤崎千夏　「マスター（大橋）の歌を聴きながら収録をしたのですが、マスターの歌声とずれちゃって“そのずっこけた感じがしめじっぽいね”と言ってもらえたのですが、よくよく考えたら“やっぱりなしだね”みたいなやりとりがありました（笑）。どの辺でしめじらしさを出そうかと考えてたのですが、しめじめらしさというのは柔らかい感じかなと思って、普段は地声で高い音を出すことが多いのですが、今回は裏声な感じで歌ってみたりと、そういうった所を気をつけてみました」

――印象に残ったフレーズはありますか？

　赤崎千夏　「最初に聴いた時に誰の歌声かわからない“ファンタジスタドール♪”のコーラスに衝撃を受けました（笑）」

　大橋彩香　「エンディングのサビの“今日もどうもありがとう”という歌詞が凄く良いですよね、感謝している感じが出ていて。聴いているとなんだか嬉しくなってしいます」

　津田美波　「やっぱり“今よ！ファンタジスタドール”かな？（笑）。強烈というか、一緒に“ファンタジスタドール♪”って歌っているのが耳にガツンと入ってきて、それがどうしても耳から離れないんですよ。“Hey！Hey！”の合いの手も聴いたらすぐに覚えられるので、やはりそこですかね」

――オープニングの聴きどころは？

　大橋彩香　「エンディングもなんですが、誰がどこを歌っているのかを、確認しながら聴いていただけると嬉しいです」

　津田美波　「この曲はそれぞれのキャラクターのバージョンがあるので、一人ずつ歌うと雰囲気も変わると思うので、そういうのも楽しみにしていただきたいと思います」

　赤崎千夏　「最初に聴いたときも爽やかで良い曲だなと思ったのですが、聴くにつれて違った味わいも感じられると思うので、何回も聴いて欲しいですね」

――エンディングの聴きどころは？

　大橋彩香　「〈DAY by DAY〉も良いのですが、カップリングはドールの皆だけが歌っていて、ロックで元気な曲で最初に聴いたときはビックリしました。元気が補充できる曲なのでカップリングもたくさん聴いていただきたいと思います」

　津田美波　「うずめちゃんがメインで歌っていて、それに合わさるようにサビでドールたちが入ってくるのがマスターを立てているというか（笑）、マスターがいてそこに寄り添うドールたちというのが表れていると思います。合わさったサビの部分でドールたちがいるとこんなに楽しそうになるんだななど思いながら聴いてただけたらと思います」

　赤崎千夏　「エンディングは歌詞が素敵だと思います。草花とか大地とか優しいワードがたくさん出てきて、ドールとマスターが幸せな時間を過ごしている絵が浮かぶ曲なので、ぜひ歌詞をじっくり見つつ歌を聴いて欲しいと思います」

（C）2013 ファンタジスタドールプロジェクト / FD製作委員会