ドストエフスキー文学と共に歩んだ一人の女性の半生を追ったドキュメンタリー映画『ドストエフスキーと愛に生きる』と、“文芸フェス”こと本の祭典〈第2回東京国際文芸フェスティバル〉による上映会イベントが3月2日（日）、東京・渋谷「アップリンク」で行なわれます。

　イベントは“翻訳家のドキュメンタリーを通して考える、翻訳の魅力と難しさ、物語を伝えるという事”と題し、『ねにもつタイプ』（筑摩書房）で〈第23回講談社エッセイ賞〉を受賞した翻訳家、岸本佐知子をゲストに迎え、映画の上映とトークショーを実施します。予約はアップリンクのオフィシャル・サイト（www.uplink.co.jp/movie/2013/20712）で受付中。

　また、〈第2回東京国際文芸フェスティバル〉（tokyolitfest.com）は、 2月28日から3月9日までの10日間、都内の美術館、劇場、書店、カフェなど様々な場所を会場に開催。主催イベントのほか約40もの自主企画イベントが行なわれ、ピューリッツァー賞作家のジェフリー・ユージェニデスやジュノ・ディアス、映画『クラウドアトラス』の原作者デイヴィッド・ミッチェルなど、世界10ヵ国から現代文学の最前線で活躍する作家約20人が来日。国内からは川上未映子、平野啓一郎、円城 塔、今年はじめて参加する中島京子、西加奈子などの人気作家が多数参加予定です！