これまでのインド映画のイメージをフレッシュなものへと変える、洗練された語り口で世界中の女性たちの共感を呼んだ映画『マダム・イン・ニューヨーク』(6月28日公開)。公開を記念し、主演をつとめたインドの国民的大女優シュリデヴィが来日。5月29日(木)にはインド大使館にて記者会見が行なわれ、その後、トーク・イベントも開催。MCとして花田景子、ゲストに
アグネス・チャン、そして花束贈呈を安倍昭恵内閣総理大臣夫人が行ない、観客からは大きな歓声が巻き起こりました。
その美の秘訣について、シュリデヴィは「本当は私の方が花田さんのような美しい人にお聞きしたいくらいです」と応えつつ、「やはり、節度ある生活、規則正しい生活ですね。あとは心のありようも大切です。幸せな気分って顔に出るでしょう? あと、(映画本編には“ラドウ”というインドの揚げ菓子が登場)揚げ物はダメですよ(笑)」と語り、会場の笑いを誘う。
また、本作で15年ぶりに映画界へカムバックした経緯について尋ねられると、「最初に脚本を読んだとき、まさに私に向けて書かれた脚本だと思いました。それで“ぜひ出演したい”と考えたのです。主人公のシャシはシンプルに暮らし、そして繊細な心を持った女性です。また私も彼女と同じく二児の母親ですし、彼女の心情に共感できるところがたくさんありました」とのこと。
トーク・イベントでは冒頭、安倍昭恵夫人が登壇。今年1月にインドを訪問した際、日本映画を特集したインドの映画祭に招待された経緯があり、インド映画界へのエールと歓迎の意味を込め、シュリデヴィへ花束を贈呈しました。「インドと日本の関係は益々深まっています。大切な友好国であるインド発のこの素晴らしい映画を多くの日本の方々に観て欲しいと思います。有能な女性がインドにも日本にもたくさんいらっしゃいます。枠にはまらず、女性にはどんどん活躍していって欲しい。私も総理夫人という枠を打ち破って女性のために頑張ります」との言葉を寄せています。
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『マダム・イン・ニューヨーク』madame.ayapro.ne.jp2014年6月28日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
出演: シュリデヴィ / アディル・フセイン / アミターブ・バッチャン / メーディ・ネブー / プリヤ・アーナンド
監督・脚本: ガウリ・シンデー
提供: ビオスコープ / アミューズソフトエンタテインメント、彩プロ
後援: 駐日インド大使館
協力: エア インディア
字幕: 石田泰子