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『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』公開を記念して〈チベット映画傑作選〉開催

2016/06/16 14:25掲載
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『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』公開を記念して〈チベット映画傑作選〉開催
 五体(両手・両膝・額)を地面に投げ伏して祈るという礼拝の方法“五体投地”でのチベット巡礼の旅を描いたロード・ムービー『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』(7月公開)公開を記念して、現代のチベット映画を代表する監督の秀作2本を上映するイベント〈チベット映画傑作選〉が、東京・飯田橋「アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ」で7月7日(木)、14日(木)に開催されます。

 上映されるのは、昨年開催された映画祭〈東京フィルメックス〉でグランプリと学生審査員賞をダブル受賞した『タルロ』のペマ・ツェテン監督が、少年僧を主人公にチベットの山村の素朴な暮らしを描いた『静かなるマニ石』(2005年)と、同じく昨年〈東京国際映画祭〉で上映された注目作『河』のソンタルジャ監督による、チベット遊牧民一家のストーリー『陽に灼けた道』(2011年)の2作。どちらも『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』に繋がる“巡礼”を大きなモチーフとした作品となっています。

 両日とも上映後に分かりやすい解説が行われるほか、来場者には冊子「チベット文学と映画制作の現在『セルニャ』」(発行: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)を進呈。

チベット映画傑作選
2016年7月7日(木)、14日(木)
会場: アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ
www.institutfrancais.jp/tokyo

『静かなるマニ石』
2016年7月7日(木)
開場 18:30 / 開映 19:00
※102分 / 日本語・英語字幕付き
[あらすじ]
チベットの山村の素朴な暮らしと主人公の少年僧をめぐる人々を描く。名匠アッバス・キアロスタミ監督が「私はこの映画に心から感動を覚えた」と絶賛した。“マニ石”とはお経や真言が刻まれた石のこと。


『陽に灼けた道』
2016年7月14日(木)
開場 18:30 / 開映 19:00
※89分 / 日本語字幕付き
[あらすじ]
母の死に対して強い自責の念にとらわれたニマは、ラサまで五体投地の巡礼の旅に出るが、巡礼でも心は癒されず、その帰り道でひとりの老人と出会う。バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガー賞受賞。


[前売券]
シアター・イメージフォーラム / チベットレストラン&カフェ タシデレにて販売
電話予約: ムヴィオラ 03-5366-1545
メール予約: info-lingdy@aacore.net(東京外国語大学チベット映画上映会受付)

※メール件名は「チベット映画申込」とし、(1) お名前 (2) 来場日と枚数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)を明記してください。

『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』
7月、シアター・イメージフォーラム他全国ロードショー

監督・脚本: チャン・ヤン
撮影: グオ・ダーミン
出演: チベット巡礼の旅をする11人の村人たち
配給: ムヴィオラ
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