日本ジャズの礎を築いたジャズ・ピアニストの
秋吉敏子が、2003年に解散した自身のジャズ・オーケストラを再結成し、2010年10月17日に上海で行なったライヴの模様を収録したアルバム
『秋吉敏子ジャズ・オーケストラ イン 上海』(PCCY-30181 税込み3,000円)を1月19日にリリース!
このコンサートは、秋吉の生まれ故郷でもある中国の若者たちに、ジャズの魅力を知ってほしいとの想いから実現。幼少期を中国(旧・満州)で過ごした秋吉は、93年に戦後以来初めて同地を再訪。そこで故郷への思いを強くした彼女は、95年に自身のオーケストラを率いて中国コンサートを行ないました。それから15年、情報や芸術が目覚しく発展する中国を見て、もう一度中国の観客の前で演奏したいという気持ちがふくらみ、一度解散したオーケストラを再組織、今回のコンサートが実現させました。
夫で管楽器奏者の
ルー・タバキンらとともに、秋吉ジャズ・オーケストラの代表曲はもちろん、中国の伝統楽器とのコラボレート曲などを披露。また、秋吉がアレンジした中国民謡「康定情歌」には、実娘・マンデイ満ちる(vo)が参加! 特訓したという完璧な発音と、二胡が加わった見事なジャズ・アレンジは、観客の深い感動を呼んだそうです。
中国の伝統音楽とジャズとの融合に挑むという、ジャズの歴史にとっても秋吉敏子にとっても、新たなマイルストーンとなる画期的な試み。ジャズ・ファンはぜひ、この音を体感してみてください!
※1月19日発売
秋吉敏子ジャズ・オーケストラ フィーチャリング ルー・タバキン
『秋吉敏子ジャズ・オーケストラ イン 上海』(PCCY-30181 税込み3,000円)
[収録曲]
01.Long Yellow Road
02.I Know Who Loves You
03.My Teacher Mr.Yang
04.康定情歌(Chinese Ballad)
05.Drum Conference
06.Hope(Epilogue Of Hiroshima)