イタリアが生んだ鬼才ピアニスト、
アンドレア・バッケッティ(Andrea Bacchetti)の日本デビュー・アルバム
『イタリア協奏曲〜バッケッティ・プレイズ・バッハ』(SICC-30167〜8 2,778円 + 税)が4月23日(水)にリリースされます。
バッケッティは1977年生まれ。少年期にはカラヤン、バウムガルトナー、ホルショフスキ、マガロフらの薫陶を受け、さらに晩年のべリオにも可愛がられていたほどの超実力派。中でも彼が力を入れているのはバッハで、「バッハの作品には無限の可能性がある」 「神がもたらしたかのような天才的な音楽」とコメントし、演奏会や録音でも数多く取りあげています。
当アルバムは、バッケッティがソニークラシカルで全精力を傾注して進めている“バッハ:鍵盤作品全曲録音チクルス”の国内発売第1弾となるもので、演奏には彼が愛するイタリアのピアノの銘器ファツィオリを使用しており、その滑らかで美しい響きも聴きものです。“セレニッシマの庭園”という異名で知られるイタリア北部の街サチーレにあるファツィオリ工房に併設されたコンサートホールで収録されています。
DISC2にはバッハ作品のほか、スカルラッティ、マルチェッロ、ガルッピを収録。バッケッティが進めているイタリア古典派作曲家の作品集からのエッセンスが凝縮されています。
なお、7月には来日公演も予定されています。“21世紀の理想のバッハ像の一つ”と絶賛を受けているバッハ演奏を、CDとともに、コンサートでも体験してみてはいかがでしょうか。