恒例イベント〈沖縄からうた開き!うたの日コンサート2016 in 嘉手納〉を主催し今年も大成功を収めた
BEGIN。メンバーの
上地 等(key)が、キャリア初となるソロ・アルバム
『48(よんぱち)』を8月3日(水)にリリースすることを発表しました。同じくメンバーの
比嘉栄昇が石垣島で撮影した写真がジャケットを飾る本作は、タイトル通り今年で48歳になる上地が“同世代に向けた、同世代を応援する曲”を歌った内容となっており、リリース後には観覧フリーのインストア・ツアーを行ないます。
今年で16回目を迎え、昨年より来場者参加型の“観客も出演者”をコンセプトとしている〈うたの日コンサート〉。BEGINは、平均年齢71歳のシニア・コーラス・グループONE VOICE、CM曲「国道508号線」が話題を呼んでいる沖縄ファミリーマートCMの出演者、LIVE DAMのカラオケ企画で選ばれた伊藤美優など、多くの出演者とコラボレーションを繰り広げながら、沖縄銀行の創立60周年イメージ・ソングとなった新曲「苗」を初披露する場面も。
コラボレーションは、ハワイアン・ミュージック・ユニットLala Ka Pua、琉球サンバ・ユニット宮城姉妹、台湾を拠点に活動する漫漫説(マンマンシュオー)と続き、前半戦は「オジー自慢のオリオンビール」「笑顔のまんま」など代表曲の数々を、サンバのルーツであるブラジル音楽“マルシャ”アレンジでおくるメドレーで締め。休憩を挟んでスタートした〈エイサーの部〉から、サプライズ・ゲストとしてNHKの音楽番組『バナナ♪ゼロミュージック』のMCをつとめる
バナナマンと
久保田祐佳アナウンサー、そして番組バンドのバンマスこと
サイトウ“JxJx”ジュン(
YOUR SONG IS GOOD)が登場し、沖縄への観光客を歓迎する「いちゃりば結」で会場をひとしきり盛り上げます。
小野リサのボサノヴァ・ナンバーでひと息ついたところで、比嘉が「マルシャという宝物を教えてもらった」とブラジル音楽との出会いを語り、小野がヴォーカルをつとめ、マルシャ最初の曲と言われる「O Abre Alas」を皮切りにメドレーを披露。続いて、うたの日コンサートには2回目の出演となる
かりゆし58の熱いステージが終わると、比嘉は「10周年の彼らにトリを務めてもらいました、最高だった、おめでとう!」と祝福の言葉を贈り、「今年は5年に1回行なわれる〈世界のウチナーンチュ大会〉が10月に行なわれます。世界の各国にいるウチナーンチュが故郷にみんな集まります。今回はうたの日コンサート2016でもありますが、このウチナーンチュ大会にバトンを渡すつもりで、このステージはまだ終わらないということで大会へ手渡したいと思います」とコメント。ブラジルへの最初の移民を乗せた船である笠戸丸に由来するウチナーンチュ大会の公式マスコット“笠丸”も交え、今年のうたの日コンサートは「バルーン」でフィナーレを迎えました。