先日、遂にバンドとしての活動を本格再開し、にわかに熱い注目を集めているロンドン出身4人組、ブロック・パーティー（Bloc Party）。6月23日（土）、24日（日）に開催されるイベント＜Hostess Club Weekender＞のヘッドライナーとして、2008年のフジロック出演以来となる久々の来日公演を行なうことが発表され、すでに大きな話題を呼んでいます。そんな中で、かねてから噂されていた新作アルバムのリリースが8月15日に決定しました。

　活動再開後初めて発表する作品であり、約4年ぶり通算4作目となるニュー・アルバムの気になるタイトルは『フォー』。プロデューサーにアレックス・ニューポート（デスキャブ・フォー・キューティー、ザ・マーズ・ヴォルタ他）を迎え、米ニューヨークにて録音、制作されたというこの作品。まさに彼らにとってのカムバック作となるこの『フォー』ですが、フロントマンのケリーが自らのブログ（http://iamkele.com/blog/2012/05/four）で、その完成に至るまでに紆余曲折があったことや『インティマシー』後の活動休止の理由、新作の制作に至った経緯、そして新たに見出したバンドとしてのアイデンティティについてなど、この4年の間にブロック・パーティーに何が起こったのかを詳しく語っています。

　そしてついに完成した本作『フォー』については、「僕たち4人じゃなければ作れなかったサウンドだし、今まで作ったどのアルバムよりも誇りに思う」と、自信に満ちたコメントを残しています。4年間の活動休止期間を経て、遂に幕を開けたブロック・パーティー新章。『インティマシー』以来、それぞれさまざまなプロジェクトを経験した4人が、4年ぶりに集結し生み出した結晶『フォー』。その全貌が明らかになるのは8月となりますが、6月の＜Hostess Club Weekender＞では、きっとアルバムからの新曲のお披露目があるに違いありません。