2010年は
ブルース・リーの生誕70周年となる記念の年。NHK-BS2の『衛星映画劇場』では7月27日(火)〜29日(木)の3日間、ブルース・リー特集が放送されます。
同期間中には主演映画を放送。7月27日(火)には『燃えよドラゴン』(午後9:00〜10:44)が、7月28日(水)には『ドラゴン危機一発』(午後9:00〜10:41)が、7月29日(木)には『ブルース・リー 死亡遊戯』(午後9:00〜10:42)がそれぞれ放送される予定で、また各映画の放送後には、映画のこぼれ話やブルース・リーにまつわるトリビア・ネタを紹介するミニ番組『シネマ・こぼれ話(仮)〜ブルース・リー特集〜』も放送されます。
カンフー映画の名作を、こぼれ話とともに楽しめるブルース・リー特集。ぜひご覧ください!
●『衛星映画劇場 燃えよドラゴン』1973年・アメリカ/香港
BS2 7月27日(火) 午後9:00〜10:44
世界的に大ヒットし、カンフー映画ブームの原点となった作品。主演のブルース・リーは、映画の完成後に急逝したこともあり伝説のスターとなった。香港の沖に浮かぶ要さい島に秘密諜(ちょう)報員として潜入し、麻薬密売組織と対決する主人公の活躍を描いた傑作アクション。何よりも「アチョー」と奇声を発し、敵をバッタバッタと倒していくブルース・リーの切れの良いカンフー・アクションがみもの。
●『衛星映画劇場 ドラゴン危機一発』1971年・香港
BS2 7月28日(水) 午後9:00〜10:41
ブルース・リーが香港映画界の大立者レイモンド・チョウの呼びかけでアメリカから香港に戻って主演した第1作で、彼を世界的スターに押し上げるきっかけとなった作品。洪水で農作物に大被害を受け、町の製氷工場で働くことになった正義感の強い青年が、そこで行われている麻薬にからむ不正に気づき、得意のカンフーで悪党一味と対決する。
●『衛星映画劇場 ブルース・リー 死亡遊戯』1978年・香港/アメリカ
BS2 7月29日(木) 午後9:00〜10:42
「燃えよドラゴン」で世界的なスターになったブルース・リーが急逝したため、残った彼のアクション・シーンに吹き替えなどを撮り加えて完成させた作品。人気スターが国際シンジケートに狙われて事件に巻き込まれるという設定となった。214センチの巨人、NBAの人気スター、カリーム・アブドゥル・ジャバーを相手に、172センチのリーが壮絶な死闘を繰り広げるラストはさすがに迫力満点。
●『シネマ・こぼれ話(仮)〜ブルース・リー特集〜』
BS2 7月27日(火)、28日(水)、29(木)
7月27日(火)午後10:44〜10:59『燃えよドラゴン』(’73)
7月28日(水)午後10:41〜10:56『ドラゴン危機一発』(’71)
7月29日(木)午後10:42〜10:57『死亡遊戯』(’78)
【解説者】江戸木純(映画評論家) ほか