バディ・ガイ 2013/06/17掲載(Last Update:14/03/27 17:23)
グラミー賞を6度受賞。現在76歳にして“衰え知らず”どころか進化を続けている伝説的ブルースマン=
バディ・ガイの新作『リズム&ブルース』の国内盤が8月下旬に発売されます。それぞれディスクに“リズム”“ブルース”と冠された2枚組のこの新作には、
キッド・ロック、
キース・アーバン、
ゲイリー・クラーク・ジュニア、べス・ハート、
エアロスミスの
スティーヴン・タイラー、
ジョー・ペリー、ブラッド・ウィトフォードらが参加。1枚目の“リズム”には、R&Bの深いグルーヴ感をもった楽曲が並び、
ジュニア・ウェルズの1960年のヒット曲「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」のカヴァーも収録。2枚目の“ブルース”はR&Bというジャンルの豊かな歴史に触れるようなコンセプトとなっています。スタジオ・アルバムのリリースは、グラミー賞でベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞した『リヴィング・プルーフ』以来、約3年ぶりです。
プロデュースを手掛けたのは、グラミー賞受賞経験があり、ソングライターとしても活躍をしているトム・ハンブリッジ(
スーザン・テデスキ、
スキン・ディープ、リヴィング・プルーフほか)。ブルース・ミュージックが現代におけるさまざまなジャンルの基盤となっているかだけでなく、バディが
ローリング・ストーンズ、
エリック・クラプトン、
ジミ・ヘンドリックス、
ジェフ・べック、
スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどの音楽キャリアにどのように影響を与えたかもあきらかにする内容になっています。