デビュー25周年を記念したB'zの全国ツアー〈B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-〉が、9月21日（土）、翌22日（日）に行なわれた横浜「日産スタジアム」公演でファイナルへ。2日間合わせて15万人もの観客が集結、1公演の観客動員数が日産スタジアム史上最多を記録しました！

　スタジアム・ツアーの幕開けとして書き下ろされた壮大なオープニング・ナンバー「OVERTURE」（作曲：松本孝弘）に期待が高まる中、ステージの背後には、B'zのデビュー25周年を象徴する巨大な“XXV”が完成――。そこへ「Endless Summer」が鳴り響き、松本孝弘と稲葉浩志がステージに登場！

　ファイナル公演だけに、観客もメンバーもオープニングからエンジン全開。加えて、ヒット曲満載の選曲で行なわれる“Pleasure”ツアーも5年ぶりの開催とあって、異様なほどの盛り上がりをみせる。

　「ZERO」の後は、おなじみのMC「B'zのLIVE-GYMにようこそ！」から、「Pleasure2013〜人生の快楽〜」で松本と稲葉はステージを駆け巡る。「LADY NAVIGATION」「太陽のKomachi Angel」「ねがい」などの大ヒット・ナンバーで勢いを加速させると、バラード「GOLD」で稲葉が歌声をスタジアムの隅々まで行き届かせ、切なくも美しい荘厳なギターの音色を奏でる松本の新曲「Rain」で心を打つ。

　「愛のバクダン」からスタートした後半戦は一転、再び熱狂の渦へ。全長19メートルにおよぶ飛行船（！）が出現、「イチブトゼンブ」では巻き起こる大合唱――。そして「LOVE PHANTOM」で会場のテンションは最高潮へ。ベスト・アルバムに収録されている新曲「Q＆A」では忍者が登場、殺陣とダンスでミュージック・ビデオさながらのパフォーマンスを披露し、「ギリギリchop」では圧巻の火柱が立ち上りました！

　「25年前“自分のバンドを作りたいな”と、この人が思わなかったら、B'zは誕生しませんでした。On Guitar, Tak Matsumoto！」と稲葉から紹介された松本が、ギターでイントロを奏で、そのまま本編ラストとなる「RUN」へ。デビューから25年間走り続け、これからも走り続けていこうとするB'zそのものを表したかのような言葉と音が広がっていく。

　7万5千人のウェーブと歓声がメンバーを迎えたアンコールの1曲目は「juice」、そしてイントロが流れた瞬間から興奮のるつぼとなった「ultra soul」、まさに“完全燃焼”と言えるステージとなった日産スタジアム公演。フィナーレは、2,500発の花火が夜空に舞い、観客をその余韻で包み込みました！