90年代のブリットポップ・ムーヴメントを盛り立てたキャスト（Cast）が再結成へ。バンドで中心人物として活躍したジョン・パワー（John Power）が、『NME』誌にて復活を計画していることを明らかにしています。

　キャストは、ザ・ラーズ（THE LA'S）でベーシストとして活躍したジョン・パワーが、同バンド脱退後にギタリストへと転向し、1992年に自身が率いるバンドとして結成。ジョン・レッキーがプロデュースを手掛けたデビュー作『オール・チェンジ』（1995年 / 写真）ほか4枚のアルバムを残すものの、2001年に解散していました。

　報道によれば、ジョンが元メンバーのリアム・タイソン（G）、ピーター・ウィルキンソン（B）、キース・オニール（ds）とコンタクトを取り、ふたたび4人で音楽活動を行うことになった模様。どうやらライヴ・ツアーを行なうようで、近日中にスケジュールが発表される予定です。

　ブリットポップ期を代表する名作『オール・チェンジ』から15年という節目の年に復活を告げるキャスト。継続的な活動に期待ですね！