90年代に、シューゲイザーとUSオルタナ / グランジを融合させた轟音ギター・サウンドで人気を博した、英バンドの
キャサリン・ホイール(Catherine Wheel)。バンドの代表作である
『Ferment』(写真)がボーナス・トラックを追加した拡張版として復刻されます。
キャサリン・ホイールは、
ブルース・ディッキンソン(
アイアン・メイデン)の従兄弟であるロブ・ディッキンソンを中心とした4人組バンド。シューゲイザー・ムーヴメントの後発バンドで、2000年の解散まで同ムーヴメントの一端を担う存在として活躍。また、アルバム・アートの巨匠、ストーム・トーガソン(ヒプノシス)がアルバムやシングルのジャケット・アートワークを多数手掛けていたことでも知られています。
今回復刻される『Ferment』は、1992年にリリースされたバンドのデビュー・アルバム。
トーク・トークの実質的なメンバーであったティム・フリーズ・グリーンがプロデュースした作品で、シングルとしてスマッシュ・ヒットした「Black Metallic」ほかが収録されています。今回の復刻盤には、EPやシングルにのみ収録されたアルバム未収録曲をボーナス・トラックとして追加。発売は英Cherry Redより英国にて3月22日を予定しています。轟音ギターと流れるようなメロディの融合が心地よい“ポスト・シューゲイザー”の好盤、このチャンスにアナタも体験してみては?