ジャズ界の革命的鍵盤奏者、
チック・コリア(Chick Corea)が、
ジョン・パティトゥッチ(b)、
デイヴ・ウェックル(ds)、
フランク・ギャンバレ(g)、
エリック・マリエンサル(sax)と組むスーパー・バンド、チック・コリア・エレクトリック・バンド(CCEB)。彼らが1987年10月8日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で行った伝説的ライヴを収めた『
ライヴ・イン東京1987』(UCCR-1062 2,000円 + 税)が、3月8日(水)に最新リマスター盤でリリースされます。またこのメンバーで来日も決定。3月14日(火)の大阪・梅田 サンケイホール ブリーゼのほか、3月16日(木)から20日(月)の5日間は東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて公演を開催します。
No.1コンテンポラリー・ジャズ・レーベルとして絶大な人気を誇ったGRPが、1987年に全国7都市で開催した日本ツアーの様子を収めた『GRPスーパーライヴ!』(1988年)のディスク2に収録されていたエレクトリック・バンドのパフォーマンスを単独でリリースした本作。CCEBの演奏のみを単独でリリースするのは今回が初。リマスタリングは名エンジニアのバーニー・カーシュが監修しています。
1985年に結成されたCCEBは、数多くの名作を生み出しましたがメンバーのソロ活動や、コリアの新たなチャレンジなどで、バンドは一時休止。しかし2004年に再び集結し『トゥ・ザ・スターズ』を発表。リリースを記念した日本公演も行われました。
昨年8月、CCEBはロサンゼルス公演を皮切りにツアーを開始。同年10月にはBlue Note New Yorkで行われたコリアの生誕75周年企画のオープニングにも登場し、この流れでいよいよ3月には日本公演も実現。スーパー・バンドの現在に期待が高まります。