米ワシントンの州都・オリンピアを拠点に活動する女性シンガー含む5人組、トラディショナル・スタイルのヘヴィメタル・バンド
CHRISTIAN MISTRESS(クリスチャン・ミストレス)。彼らが名門Relapse recordsへと移籍、2ndアルバム『Possession』(写真)をリリース! ボーナス・トラックを追加収録した
国内盤(YSCY-1235 税込1,980円)が3月7日に発売となりました。
2009年にリリースした5曲入りのデモ・テープを、今やアンダーグラウンド・メタルのご意見番となっている
DARKTHRONE(ダークスローン)のFenriz兄貴が“彼らは俺達が大好きな古きよきヘヴィメタルをプレイしてる。好きに決まっとるやんけ!”と大フックアップ。その後、日本ではCOFFINSのリリースでもおなじみの米20 Buck Spinより1stアルバム『Agony & Opium』をリリースし、さらに知名度を拡大することとなりました。
Relapse移籍第1弾となる本作でも、彼らならではのトラディショナル・センスは全開!ブルーズ・ロックの面影を色濃く残す、まだロックンロールだった頃のヘヴィメタルが現在に蘇ります。HWOBHMと60〜70sアメリカン・ハードロックのタフネスを絶妙に融合、アシッドな女性ヴォーカルが加わったサウンドは実に新鮮。タイトル・トラック「Possession」はスウェーデンのドゥーム・アクト、FAITHが1986年にリリースしたシングル「Hymn Of The Sinner」のBサイド曲カヴァーとなっており、彼らのマニアックなこだわりも伺えます。
THE OBSESSED(ジ・オブセスト)の速い曲がお好きな方や、少々毛色は異なりますがJEX THOTHなどのファンにもおすすめできそうです。