昨年アルバム
『クレイジー・クラウン・タイム』を発表し、ミュージシャンとしてソロ・デビューした
デヴィッド・リンチ(David Lynch)が、自ら監督を務め、完成させたタイトル・トラック「Crazy Clown Time」のミュージック・ビデオが、「VICE」の音楽チャンネル「NOISEY」(
www.noisey.com/watch/david-lynch-crazy-clown-time)にて公開されました。
リンチはこの映像作品について、「ビールを燃料にして裏庭で巻き起こる、強烈で猟奇的な狂気」と表現。洋服を引きちぎられた女たちが登場し、目眩がするような危険なパーティの情景を描いています。
オンライン音楽メディアとして急成長中のNOISEYのYouTubeチャンネルは、今年2月に
M.I.A.の「Bad Girls」と、VICEが制作したA$APロッキーの「Wassup」を公開してスタート。「Crazy Clown Time」は同YouTubeチャンネルにてプレミア公開となりました。
「Crazy Clown Time」
自宅スタジオで、ギターとドラムとしても参加したエンジニアのディーン・ハーリーとともに一年以上の歳月をかけてレコーディングされたアルバム『Crazy Clown Time』は、デヴィッド・リンチにしか表現することのできない、壮大で異常なほど特異な“モダン・ブルース”の世界を描出。聴き手をゾクゾクとさせる独特の音風景、催眠的なリズム、そして謎めいた歌詞で満たされたアルバムは、まさにMVの世界観そのものとも言えるでしょう。こちらもぜひご一聴を。