デヴェンドラ・バンハート 2007/10/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
類まれなる才能でカリスマティックな人気を集めるシンガー・ソングライター、
デヴェンドラ・バンハート。昨年はここ日本でもサマーソニック06にて強烈な印象を残した彼が、5枚目となる新作
『スモーキー・ロールズ・ダウン・サンダー・キャニオン』(WPCB-10039 \2,580(税込))を発表。また、それにあわせて旧タイトル2作品も日本盤としてリリースされます。全タイトル11月7日同時発売です。(写真は『スモーキー・ロールズ・ダウン・サンダー・キャニオン』)
デヴェンドラ・バンハートは12歳から曲を書き始め(当時の作品はココロージー主催Voodoo-EROSのコンピレーション『The Enlightened Family: A Collection Of Lost Songs』で聴くことができます)、世界中を転々としながらギター1本で曲を作り続ける若きフォーク・シンガー。それも30年代以前の土着的なフォークを奏でるとあって、カリスマ性をより神秘的なものとしています。天は二物を与えるもので、強力なルックスをもってシャネルのモデルも務めてしまったシンデレラ・ボーイでもあるのです。
新作は前作
『クリップル・クロウ』(HSE-20001 \2,500(税込))でのフル・バンドを率いたバンド・アンサンブルを引き継ぎつつ、彼らしいギター1本でのフォーキーなサウンドを見事に織り交ぜた作品に。同時発売の旧作品は、2004年にSWANSのMichael Giraが主催するYoung God recordsよりリリースされた
『リジョイシング・イン・ザ・ハンズ』(WPCB-10040 \2,580)と
『ニーノ・ロッホ』(WPCB-10041 \2,580)の2タイトル。どれも装丁は彼自身が手がける、ヘンだけどなぜかジッと眺めてしまうアートワークとなっており、こちらも必見です。