1956年に公開された
ヒッチコック監督の映画『知りすぎていた男』に出演。劇中で歌い大ヒットした「ケ・セラ・セラ」などで知られる歌手で女優の
ドリス・デイ(Doris Day)が、17年ぶりのニュー・アルバム
『マイ・ハート』(SICP-3418 税込み2,520円)を2月22日に発表します。
ドリス・デイの息子で、
バーズや
ママス&パパスなどのプロデュースなどを手がけるなどアメリカ西海岸の音楽シーンに多大な功績を遺した
テリー・メルチャーが2004年に亡くなるまで取り組んでいたこのアルバムには、テリーと
ビーチ・ボーイズのメンバーだった
ブルース・ジョンストンが書き下ろした新曲のほかに、
ラヴィン・スプーンフルの「デイドリーム」、ビーチ・ボーイズの「ディズニー・ガール」などのカヴァーを収録。また、日本盤のみのボーナス・トラックとして「ケ・セラ・セラ」を収めています。
スタンダード・ナンバー「マイ・バディ」を歌った後、エンディングのストリングスに乗せてドリス・デイは息子について語り、そのままテリー・メルチャーが歌う「ハッピー・エンディング」が始まるという涙なくしては聴けない展開もあり。高齢にもかかわらず、ドリス・デイの歌は往年のやさしい甘さをたたえています。ポップス・ファンはもちろん、音楽が好きなすべての人に勧めたい名盤です。