江上敬子 2015/08/04掲載(Last Update:15/08/06 18:49)
音楽が“見えた”ら、どんな世界が待っているのだろう――。音楽を“見て”“聴いて”楽しむ番組『どれみえーる』がNHK Eテレで8月7日(金)午前9:00〜9:10に放送されます。出演は、お笑いコンビ・
ニッチェの
江上敬子、小湊昭尚(尺八)、
東京フィルハーモニー交響楽団など。ナレーションは
宍戸留美、久保田祐佳アナウンサーがつとめています。
リズム、メロディ、ハーモニーを、乗り物や図形、食べ物といった視覚に訴えるものに置き換え、“音の視覚化”をコンセプトにした仕掛けで、音楽への興味や発見を促す『どれみえーる』。映像監修は、
安室奈美恵「Birthday」のミュージック・ビデオなどを手がける新進気鋭のアートディレクター、古屋 遙がつとめ、CGやアニメーションは、CMやMVなどの分野で幅広く活躍する石志哲郎、岡崎智弘、シシヤマザキの3人が担当。石志はダイナミックなCGアニメーションでメロディを、岡崎は自身の代表的な手法であるコマ撮りアニメーションでリズムの構造を視覚化。また、
YUKI「好きってなんだろう…涙」のMVが話題のアニメーション作家、シシヤマザキは、音楽がかき立てる想像力の世界を独自の世界観で描いています。
音楽を担当する作曲家は、交響曲・協奏曲をはじめとするオーケストラ作品から、映画音楽まで幅広く手がける
吉松 隆。そして、
田中 泯の舞台音楽を長年手がけ、CMや展示空間のサウンド・デザインでの楽曲提供も数多い高橋琢哉の2人。吉松は今回、子どもたちが好むとされるテンポ、音域などを考慮のうえでオーケストラ作品、キャッチーなメロディが魅力の楽曲を作・編曲しており、また世界各地の楽器に精通し、音の可能性を極限まで追求する音作りが魅力の高橋はさまざまな楽器から出てくる不思議な音を再構成、オープニング音楽をはじめとした4曲を書き下ろしています。