2008年にアルバム
『エスペランサ』(写真)でデビューした、ウッド・ベースを超絶技巧で操りながらヴォーカルもしてしまう現在26歳のベーシスト / ヴォーカリストの
エスペランサ(Esperanza)。彼女の2ndアルバム
『チェンバー・ミュージック・ソサイエティ』(UCCT-1224 税込2,500円)が8月11日にリリースされます。
デビュー前には、バークリー音楽院の最年少講師(その前の記録はパット・メセニー)を務めたり、
スタンリー・クラークや
リチャード・ボナとの共演を果たし、ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・チャートの70週以上もランクインしたという、数々の逸話を持つ彼女。
ファン待望の新作は、ピアノ / アコーディオン奏者、作曲家の
ギル・ゴールドスタインがプロデュースを担当。ヴィオラやチェロを含めた編成でまさに“チェンバー・ミュージック”を展開、そこにエスペランサの透明感のある飄々とした歌声が乗った、不思議な空間が作り上げられています。そして6曲目の「アップル・ブロッサム」には、“ブラジルの声”こと
ミルトン・ナシメントがヴォーカルで参加(ゴールドスタインはMPB人脈ともつながりが深い)。エスペランサと芳醇な香りただよう素敵なデュエットを披露しています。
ベース弾き歌いとしての実力が新たな形で発揮されたこの新作、要チェックです!