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EXO、東京初ワンマン・ライヴ大成功!

EXO   2014/11/21 14:16掲載
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EXO、東京初ワンマン・ライヴ大成功!
 日本で初めてのツアー〈EXO FROM.EXOPLANET #1〉を開催中のEXOが、11月18日、19日、20日の3日間にわたり東京公演を終了。以下、代々木第一体育館にて行なわれたライヴの模様を掲載します。

 2013年に発売した初めてのアルバム『XOXO』が韓国音楽市場で12年ぶりのミリオンセラーを達成。米国のビルボードが選定した“2014年注目すべきアーティスト14”にもアジアのアーティストとして唯一選ばれるなど、世界的に注目を集めているEXOが、日本で初めてのツアー〈EXO FROM.EXOPLANET #1〉を開催中だ。今回のツアーは、ソウル、香港、シンガポール、北京など17都市を回るワールドツアーであり、デビューから約2年でのワールドツアー開催は異例のこと。特に日本では今年4月に10万人を動員するイベントを行なうなど、すでに大きな注目を浴びる存在となっていた。それだけに、11月18日〜20日までの3日間ライヴが行なわれた代々木第一体育館も客席は超満員。雷鳴と太鼓の音が鳴り響く中、10人が姿を現すと、この日を待ち焦がれた12000人から大歓声が湧き上がったのだ。

 ニュージーランドの先住民族・マオリ族の伝統の踊りだという「Haka」でスタートしたライヴは、EXOならではのスケール感が特徴の「MAMA」や、美しくせつない歌声と椅子を使ったしなやかなダンスパフォーマンスがマッチした「Moonlight」、シックなスーツ姿で聴かせてくれたスイートなナンバー「Love LoveLove」など、EXOの幅広い世界観をタップリと披露。時には炎とスモークが吹き上がるダイナミックな演出で、時には女性ダンサーをフィーチャーした繊細なステージを展開し、ファンを楽しませてくれたのだ。最初のMCでリーダーのスホが「今日は最高のステージをプレゼントしたいと思います」と言っていたが、まさにその言葉通り。EXOには“未知の世界から来た新たなスター”という意味が込められており、太陽系外惑星を指すexoplanetからモチーフを得たグループ名。その名前にふさわしい、まるで別の惑星に迷い込んでしまったかのような特別な空間が、この日の代々木第一体育館には作り出されていた。

 しかも、セットリストの中には、メンバーひとりひとりのソロ曲も存在。ダンスが得意なレイやカイがシャープなダンスでオーディエンスを魅了すれば、歌唱力抜群のD.O.とベクヒョンはしっとりとバラードを歌い上げるという具合。初の単独ライヴで、こうやってグループのときとはまた違うメンバーの個性を味わえたことも、ファンにとっては大きな喜びとなったに違いない。

 さらに中盤では、ファンをひとりステージ上に招き、「EXO-KとEXO-M、どちらが好きですか?」と質問。どちらかを選んでもらうためにSUPER JUNIORの「Sorry,Sorry」や少女時代の「Gee」など事務所の先輩たちの曲をそれぞれが歌って踊るという遊び心溢れる場面もあり、彼らのサービス精神旺盛でおちゃめな一面も見せてくれたのだ。

 本編終盤は「3. 6. 5」や「History」、「ピーターパン」で客席と一体になって盛り上がり、「Overdose」でエンディング。メンバーは一旦ステージを後にした。だが、すぐにアンコールの声が湧き上がり、10人は再び登場。「WOLF」や「GROWL」といった代表曲を熱唱し、詰めかけた観客を楽しませてくれたのだ。

 ラストのMCでは、最初から最後まで全力でEXOをバックアップし続けた12000人に対し、「いつも情熱的にEXOを応援してくださって、ありがとうございます」(レイ)「ファンのみなさんと一緒に楽しめて本当に嬉しかったです」(カイ)「今日の夜がみなさんにとって特別な夜になればいいなと思います」(チェン)と口々に感謝の言葉を発した10人。そのうえ「これからも楽しくてカッコイイステージをお送りします。たくさん期待してください!」(TAO)「今後もEXOは日本で無限大の姿をお見せしたいと思います」(チャンヨル)と、さらなる日本での活動を約束してくれた。初めての単独ライブにも関わらず、バラエティに富んだ内容のステージとチャーミングなキャラクターで、日本のファンを夢中にさせたEXO。今後ますますその人気が加速していくことは間違いないだろう。

文章:高橋栄理子
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