2月24日(木)、「ニコニコ動画(原宿)」(
http://www.nicovideo.jp/ ) / 「ニコニコ生放送」にて『GACKTとニコ電〜絶不幸の達人大集合〜』が生放送! 最終的に来場者数はニコ電番組史上最高の15万4千人、総コメント数は45万4千件まで増加し、「ニコニコ電話」の倍率は5,000倍を超えるなど、異例ともいえる盛り上がりに!
番組では、“絶不幸の達人大集合”というタイトル通り、受験や家族の問題など、ニコ電ユーザーからのさまざまな相談に耳を傾けた
GACKT。的確かつユーモアのあるアドバイスをそれぞれの相談者におくると、これに感極まったファンが涙声になる一幕も。
ニコ電一人目の当選者は18歳の男性、てつおさん。最初ということもあってか、とにかく緊張して不幸話が出てこない彼に、GACKTは「何が不幸って、そんなお前とつながった僕が不幸だよ」と軽くツッコミを入れ緊張をほぐしていく。これで緊張が解けたてつおさんの相談は、「留年してもどうしても大学に行きたい」というもの。しかしどうにも自信なさげな彼にGACKTは、「それは不幸っていわない。努力次第で前に進められるんだから、がんばれよ」とコメント。これにてつおさんも「気持ちに余裕ができました」と晴れ晴れとした口調で答えていました。
二人目は22歳の男性、ドナルドさん。仕事で北海道から上京したものの、こっちにきてから咳が止まらなくなったという彼に、GACKTは「お前さ、病院行け」と一言。このシンプルで鋭いツッコミに視聴者コメントは爆笑の渦!
三人目はもうすぐ18歳になるという、しょうこさん。「親が離婚し、4人兄弟のうち姉は家を出ており、自分と弟はバイト、末の弟が家に一人でいるのがかわいそう」という彼女に、GACKTは「それさ、不幸じゃないよ。だって親は生きてるんでしょ? 片親だからダメってことは何もないし、兄弟4人いるってことは、お互いが助け合えるんだ。自分が助けるべき人がいて、自分を助けてくれる人がいるってこと」とゆっくりと語りかけるようにアドバイス。これに感極まったしょうこさんが思わず涙声になり、コメントでも「兄貴!」「尊敬します!」といった賞賛の声が上がっていました。
四人目は19歳の男性、ぶいらさん。相談内容は先ほどと一転し、「年賀状のお年玉切手すら当たらないのにこんな電話に当たってしまって……」というかなり軽い内容で、これにGACKTは「帰れ!」と一刀両断!
五人目は23歳の女性、さとみさん。彼女の不幸話は、「この5年の間に2回火事に遭っており、2回とも家族の中でいちばん自分が被害を被った」というもの。かなり強烈な不幸話かと思われた内容でしたが、GACKTは「君はぜんぜん不幸じゃないよ」とバッサリ。その理由について「生きてんじゃん。2回も火事に遭ったら普通死ぬよ。『バックドラフト』でも主人公のお兄さんが2回目で死んだんだよ。現実で生きてるんだから悪運が強いんだよ」と映画を例に出して語り、さらに「ぼくは車を13台も事故で壊している。不幸ですねって言われるけど、生きているし、悪運が強い。普通に運がいいやつより、悪運が強いやつのほうが生き延びられる。君も悪運が強いんだからぼくと同じだよ」と自分自身のエピソードを披露して、さとみさんを激励。
六人目は18歳の女性、ゆずさん。彼女の不幸話は、「明日が国立大学の試験なのにこの電話に当たってしまって眠れない」というもので、即座にGACKTが「帰れ」と斬り捨てて終了。しかし、電話終了後にはさらっと「受験がんばれ」と声をかけるなど、GACKTらしい大人の優しさも……。
そしてコメントがもっとも盛り上がったのは、七人目、よよすさんとの電話。実家からかけてきたと思われるよよすさんの電話の向こうでは、興奮した父母の会話が丸聞こえとなっており、「GACKTの電話当たっちゃった!」「あんたちょっとどうしたの、どうしたの? これ本物なの? この人あのテレビの……」とまさにGACKTが出演しているTV-CMを再現したかのようなノリに、会場、視聴者共に大盛り上がり!
八人目は17歳のさわさん。夏に開催されたGACKTのライヴ・チケットを取ったにも関わらず、間違えてチケットではない半券を持参して入れなかったというさわさんに、GACKTは「それは君の不幸じゃない。そんな君と会えなかったぼくの不幸だよ」とさらり。
そして九人目のみっちょりさんは話す内容がまとまっておらず、支離滅裂な状態に。結局最後まで話が要領を得なかったみっちょりさんをGACKTが「帰れ!」と一言で片付け終了。さらに十人目のかつみさんは「車を全損させてどうしようという話をしようと思ったら、GACKTさんが13台壊した話をしちゃったから(その話ができなくて)超不幸です」とのことで、これもやはり「帰れ!」であっさり終了へ。
ラストの当選者となったのは19歳のりょこちんさん。「去年結婚したんですけど、離婚しました」とさらっと語ったりょこちんさんに、GACKTは「いいねえ、その(話の)スピード感」と思わずニヤリ。「久しぶりに楽しかった。こういうのいいよ」と感想を述べたGACKT、次なる展開にも期待しましょう!