新レーベル第1弾シングル
「Precious」を先日リリースし、10月13日には実に3年9ヵ月ぶり、記念すべき10作目となるオリジナル・アルバム
『GLAY』のリリースも控えている
GLAY。9月26日には、ユナイテッドシネマ豊洲にて、アニメーション作家である
押井守監督とともに短編アニメーション映画『Je t’aime』のプレミアム先行試写&トークライヴを行ないました。
ニュー・アルバム
『GLAY』初回盤の付属DVDへ収録される短編アニメーション映画『Je t’aime』は、なんと世界的に知られる映画監督である押井守(『攻殻機動隊 / GHOST IN THE SHELL』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など)が手掛けました。
GLAYメンバーのHISASHI(g)が押井監督の熱烈なファンであることがきっかけとなって実現した今作『Je t’aime』は、世界で最も歴史と伝統のあるアニメーション映画祭といわれる、第50回アヌシー国際アニメーション映画祭2010コンペンション部門に正式出品されることが決定。さらに、世界中の短編映画祭に続々と出品されています。
先行試写イベント当日、会場となったユナイテッドシネマ豊洲には、GLAYファンクラブやモバイル会員から高倍率の中幸運にも当選した約300人が集結。期待が渦巻く中、短編アニメーション映画『Je t’aime』が大スクリーンで上映されたのちに、GLAYメンバーが登壇。TAKURO(g)は、まずニュー・アルバムについて「“これぞGLAY”というアルバムの糸口が見つかるまで3年9ヵ月。2枚目のデビュー・アルバムのような、フレッシュなものができました」と語りました。
その後、続いて押井監督も登壇。今作のテーマについて「GLAYの歌はバラードだと感じたが、突き詰めると最終的には“愛”。祈りにも近いかも知れない。届く届かないではなく、大事なのは想いを抱くこと。空虚な世界で愛はありえるのかを描いた」と話し、HISASHI(g)は「“視点”がすごく大切。視点を下げないと見えない大事なものが意識できました。いろんな捉え方をしてほしいですね」と語りました。そしてJIRO(b)は、「細部までとてもうまく表現されていて、さすが押井作品だと思いました」とアニメーションのクオリティに注目。
また、押井監督は今回のコラボレーションについて「楽しい仕事ができたと思います。優しい気持ちになれるというか……久しぶりにそんな気分になりました。また機会があったら一緒に仕事をしたいと思います」と話し、TERU(vo)は「本当に嬉しく思いますし、長くバンドを続けてきたご褒美だと思ってます」と喜びを語りました。
GLAYはアルバムリリース後、11月10日大阪城ホールから「GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD」後半戦のアリーナツアー(21公演23万人動員予定)へ突入します。