数々の国際コンクールで受賞を重ね、2017年1月に発表された〈第27回新日鐵住金音楽賞〉で“フレッシュアーティスト賞”を受賞するなど、活躍を続ける1999年生まれのヴァイオリニスト
服部百音が、11月にリサイタル・ツアーを4都市で開催。公演は11月8日(水)に愛知・名古屋 三井住友海上しらかわホール、11月10日(金)に大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール、11月14日(火)に北海道・札幌コンサートホール Kitara小ホール、11月16日(木)に東京・赤坂 紀尾井ホールで行なわれます。
服部百音は、曽祖父が
服部良一、祖父が
服部克久、父が
服部隆之という、音楽一家に生まれたヴァイオリニスト。現在はザハール・ブロン・アカデミー(スイス)に在籍し、東京音楽大学付属高等学校特別特待奨学生として研鑽を積んでいます。2016年10月には、アラン・ブリバエフ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団との共演によるデビュー・アルバム『
ショスタコーヴィチ: ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン: カルメン幻想曲』(AVCL-25904 3,000円 + 税)を発表し、同アルバムが『レコード芸術』誌で特選盤に選ばれるなど、高い評価を獲得しました。
なお服部は、10月より放送時間が変更となったテレビ朝日の長寿番組『題名のない音楽会』に10月7日(土)に出演。ロシアで学ぶ気鋭のピアニスト、
松田華音との共演で
ミヨー /
ハイフェッツ編の『スカラムーシュ』より「ブラジレイラ」を演奏するほか、三又瑛子(p)との共演により、デビュー・アルバムに収録した
ワックスマンの「カルメン・ファンタジー」を披露する予定です。
©Chihoko Ishii