日米共同声明へのB-BOYからの返答！ 北のリビング・レジェンド2MC、ILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）とB.I.G. JOE(MIC JACK PRODUCTION）、そして福岡を拠点に世界的な活動を続けるOLIVE OIL ＆ POPY OIL（OILWORKS）による夢の共演シングル「MISSION POSSIBLE」が7月21日に発売されます！

　2010年、ゴールデンウィークの真夜中、場所は福岡、天神club BASEのカウンター。そこにいたのは大いなる運命に誘われたILL-BOSSTINOとB.I.G. JOE。同じ北海道で生まれ育ち、共に切磋琢磨し、札幌をヒップホップ都市として確立させ、また一時は一般のリスナーにまで衝撃を与えたビーフ騒動の渦中にいたこの2人。

　B.I.G. JOEは6年間の海外生活を送り、昨年の帰国後はブランクを感じさせない活発な動きを見せている真っ只中、一方のILL-BOSSTINOは休む間もなくその言葉を研ぎ続け“PHASE 3.9”という局面に立ち、また新たなステージへ向かわんとする中、北海道とは逆、南に位置する福岡という土地で交わった2人。そしてそこに居合わせたのは福岡を拠点に世界的な活動を続けるOLIVE OIL ＆ POPY OIL（OILWORKS）。

　何の因果か、OLIVE OIL ＆ POPY OILは、今まさに普天間基地の移設問題で揺れる徳之島出身。札幌の2人と徳之島出身の2人が奇跡的に出会った福岡で、迷走を繰り返す移設問題の会話の延長に「一緒に曲を創ろうぜ」というセリフが出てくるのは必然の流れ。「何か俺等からもメッセージを発信しよう」「ヒップホップの人間にだって言い分があるってことを証明しよう」「未来に生きる日本人に希望を残せるような曲を創ろう」、OLIVE OILのトラック上でILL-BOSSTINOとB.I.G. JOEがラップする、このタイミングでB-BOY代表のB-BOYが提示する平和と調和の世界観、“可能な使命”と名づけられた未来へのメッセージ「MISSION POSSIBLE」。しかと受け止めましょう。