圧倒的な存在感を披露している俳優、伊勢谷友介が“監督”として8年ぶりにメガホンを取った映画『セイジ−陸の魚−』。2月18日（土）からの公開に先駆け、モデルや人気ブロガーを中心にゲストを招き、本作の音楽監督でもありイメージ・ソングを制作した渋谷慶一郎とのトーク・セッションが行なわれました（登壇予定だったイメージ・ソングの歌唱を担当している太田莉菜は急病のため欠席）。

　「渋谷さんとは学生時代知り合いだったけど、何か一緒に作るということはなかったですね」（伊勢谷）、「伊勢谷君は、ぼくのひとつ後輩だよね」（渋谷）と、長い付き合いの両者、感慨深く「あれから10年ほどたって、その間に培ったものを持ち寄って、この機会に作ることができたことがとても嬉しかったです」（伊勢谷）とコメント。




　プロデュース・作曲は渋谷慶一郎、ヴォーカルに太田莉菜、作詞に菊地成孔と、強力な顔ぶれが集結し制作されたイメージ・ソングについては、「本作の映画のテーマでもある自己犠牲、あとちょうど並行して個人的に観ていたロシアの映画監督タルコフスキーの『サクリファイス』をイメージして作りました。太田莉菜さんは、歌手は初めての経験でしたが、雰囲気や彼女のパーソナリティが素晴らしかったです」（渋谷）とのこと。ストーリーはもちろん、映像と音楽との融合にも注目を。