イット・バイツ 2005/07/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
解散後も評価が高かった、
イット・バイツの作品群が復刻されることになりました。
彼らは1986年にデビュー。英国産らしい叙情性、どことなく牧歌的なサウンド、それでいてロック、ポップスからジャズまで取り込んだ間口の広い音楽性で、ここ日本でも、プログレッシヴ・ロック・ファンを中心に人気を獲得しました。本国では、ヒットを飛ばしたものの、80年代に巻き起こった“ポンプ・ロック”の範疇に収められ、ジレンマがあったようです。結局1990年、解散に至りました。
今回、東芝EMIから復刻されるのは、バンドが残したスタジオ盤3枚とライヴ盤1枚。残念ながらボーナス・トラックの収録はありませんが、すべてデジタル・リマスターが施され、紙ジャケットでのリリースとなります。国内盤は長らく廃盤状態が続いていたので、嬉しい限り。発売は、彼らのサウンドがよく映えそうな夏の終わり、9月22日の予定です。
なお、バンドは2003年にオリジナル・メンバーで再集結。しかし、各自の活動があるため、イット・バイツに専念しているわけではなさそうです。
≪イット・バイツ紙ジャケット4タイトル≫
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『ザ・ビッグ・ラド・イン・ザ・ウィンドミル』 (TOCP-67743 \2,600(税込))
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『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』 (TOCP-67744 \2,600(税込))
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『イート・ミー・イン・セント・ルイス』 (写真/TOCP-67745 \2,600(税込))
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『サンキュー・アンド・グッドナイト』 (TOCP-67746 \2,600(税込))