1月19日(木)、東京・新宿バルト9にて2月4日(土)より公開になる映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』完成披露イベントが開催。主人公ガッツの声をつとめた
岩永洋昭、エンディング・テーマ曲「ウツクシキモノ」を担当した
AIが、まるで中世のヨーロッパにタイムスリップしたかのような甲冑に身を包んだ騎士団を引き連れ登場すると、ファンで埋め尽くされた会場は一気にヒートアップ。さらに、甲冑騎士団のメンバーの一人が甲冑を脱ぐと、そこにはなんと劇中で“30人斬りのバズーソ”を演じた
ケンドーコバヤシの姿が! 30キロもの甲冑に大汗をかきながらもバズーソにふさわしい登場で会場を盛り上げました。
舞台挨拶後には、AIが「ウツクシキモノ」生で初披露。ケンドーコバヤシ曰く「仕上げてきたなぁ」と唸らせる、ベルセルクの世界観を表現した壮大な歌声で観客を魅了しました。
<『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』Interview>
──本当にガッツにぴったりでした。
岩永洋昭 「今回オーディションに参加させていただいて役をいただいたのですが、声を聴いた時点で監督さんから“ガッツがいる”と言っていただいて。なので僕自身、そのままアフレコに臨めました。ベルセルクに描かれている絆みたいなものは現代社会では絶対に生まれないものだと思うし、そこを大事にしながら声を演じました」
──この作品の魅力を。
岩永洋昭 「映像もカメラワークも、さすがとしか言えないくらい素晴らしくて、すべてが見どころです。一瞬も見逃さずに楽しんでほしいですね」
──原作漫画も読まれたそうですが。
AI 「このお話をいただいて、マンガは何度も何度も読み込みました。思い入れがありすぎて、ここで話すには長くなってしまうのでやめておきます(笑)」
──エンディングテーマ曲「ウツクシキモノ」ついて。
AI 「誰の気持ちになって書くのかをいちばんに考えました。私自身ガッツみたいな性格なので(笑)、共感できる部分は多かったですね。だから本編を観て自分の曲が流れた時は感動しました。今までの曲で一番歌うのに苦労した曲だったから、がんばってよかったです」
──今日はすごい衣装ですね。
ケンドーコバヤシ 「この甲冑、30キロくらいあって、ものすごく重いうえにものすごく暑いんですよ! 脱水症状になるかと思いましたよ! 歩くのも難しくて……プロの方には“ロボコップ”のように歩いてと指示を受けて(笑)」
──ベルセルクの大ファンと伺いました。
ケンドーコバヤシ 「この漫画は昔、(雨上がり決死隊の)宮迫さんの家でよく留守番していたころに読み漁っていました。最近の漫画には珍しく、ガッツがとても主人公らしい主人公なので気に入っています」
──アフレコはいかがでしたか。
ケンドーコバヤシ 「すごく苦労しました。やるたびに、監督から“それは関西弁です”と言われて(笑)。そこもしっかり聞いてほしいですし、続編を期待できるスケールに仕上がってるので、観てほしいですね」