2011年の来日公演が絶賛され、『笑っていいとも!』への出演でも話題を呼んだ、サルサ・シーンを代表するアーティストのひとり、
ジョー・バターン(Joe Bataan)のオリジナル・アルバムが5月22日にリイシューされます。昨年夏から続いていた名門レーベル、サルソウルの再発シリーズの最後を飾るもので、発売されるのは、
『サルソウル』(OTLCD-5050 税込1,990円 / 写真)、
『アフロフィリピーノ』(OTLCD-5051 税込1,990円)、ジョー・バターン&ザ・メスティーソ・バンド名義の
『メスティーソ』(OTLCD-5052 税込1,990円)、
『2』(OTLCD-5053 税込1,990円)、以上の4タイトルです。
レーベル名の由来でもある『サルソウル』は、もともとサルソウルの前身レーベル、Mericana Recordsからリリースされたアルバム。ジョー・バターンがそれまでファニア・レーベルで録音してきた正調サルサにソウル・ミュージックの要素を大胆に持ち込んだ記念碑的な作品です。『アフロフィリピーノ』はプエルトリコ系黒人とフィリピン人のハーフという自身の出自をタイトルに掲げ、人気曲「Ordinary Guy」を収録するアルバム。『メスティーソ』はディスコ・サウンドに本格的に取り組んだ、ラテン・ソウル・ディスコの定番作。収録曲「Rap-O-Clap-O」は大ヒットとなりました。『2』は前作のヒットを受けた作られた続編的なアルバム。にぎやかなパーティ・チューンが並ぶなか、人気のメロウ・ナンバー「When We Get Married」が光ります。