元ザ・スミス（the Smiths）で、モデスト・マウスやザ・クリブスでも活躍するギタリストのジョニー・マー（Johnny Marr）。彼が映画のスコアに初めて本格参戦したサウンドトラックが7月に発売されます。

　ジョニーが参加したのは、『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インセプション（Inception）』（日本公開：7月17日〜）。映画は、この世で最も価値があるもの“アイディア”を巡って、無限の領域である夢の世界に突入していく姿を描いたもの。主演はレオナルド・ディカプリオで、日本からは渡辺謙も出演しています。

　音楽を担当したのは、『ダークナイト』も手掛けた映画音楽界の巨匠ハンス・ジマー。巨匠自らの指名でジョニーがギター演奏で参加。ハンスは本作の音楽について“今回はエレクトロニック・スコア。オーケストラもあるがエレクトロニクスにスポットを当てており、そこにさらにジョニー・マーのギター演奏が加わる”と説明しています。

　サントラは全12曲入り。発売は米国盤が7月13日に、国内盤（WPCR-13936　税込2,580円）が8月4日にそれぞれ予定されています。

　さまざまな音楽表現に挑み続けるジョニー・マー。スコア参加にもご注目を！