ケント・ナガノと
児玉麻里の娘であり、世界へと羽ばたくピアノ界のニュー・ヒロイン、
カリン・ケイ・ナガノのファースト・レコーディング
『モーツァルト:ピアノ協奏曲』(PAN-28765 2,857円 + 税)が7月21日(月)に発売されます。急成長を遂げているカナダのセシリア弦楽四重奏団との共演による、
モーツァルトのピアノ協奏曲第12番&第13番の室内楽ヴァージョンです。
パリでフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事し、本格的に音楽を学び始めたカリン・ケイ・ナガノは、1998年生まれの現在16歳。すでにパリ・スクリャービン国際ピアノ・コンクール第1位、ベルリン国際ピアノ・コンクール第1位&特別賞、アントン・ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール第1位など、数々のコンクールでの輝かしい実績を持ち、2007〜8年にはコンチェルト・デビューを果たすなど、まさに大きな飛躍をとげている真っ最中です。
また父親のケント・ナガノも同時期の7月23日に
『ベートーヴェン:交響曲第7番&第1番』(SICC-1712 2,400円 + 税)を発表します。これは彼が音楽監督を務めるカナダの
モントリオール交響楽団による
ベートーヴェン:交響曲全集プロジェクトの5作目。“舞踏の聖化”として知られる名曲の第7番と出世作第1番のカップリングで、10月に行なわれる6年ぶりの来日公演を記念した一枚です。