キノコホテルのギタリスト“イザベル＝ケメ鴨川”としてもお馴染み！ サーフ・バンドのトーキョーキラーを率いるなど、様々なフィールドで活躍するフォーク・ロック・シンガー、kemeが2枚目となるソロ・アルバム『しらない世界』を7月3日（水）にリリース。収録された10曲の全てを作曲、うち7曲は作詞も手がけており、10ヵ月の録音期間を経て完成した力作となっています。

　自身のフェイバリット・アーティストとして、吉田拓郎、泉谷しげる with LOSER、トランザム、中島みゆき、猫などを挙げるkemeは、本作について「ひとつひとつの曲に時代があり、私の青春のひとつが音になった、そんなアルバムです！」とコメント。アルバム全編に漂うのは、kemeが敬愛する70年代のフォーク・ロックや初期のニュー・ミュージックが醸し出していた“あの頃”の匂い……。

　ジャケットなどのアートワークにもkemeのこだわりが表れており、フラワー・プリントのキャップにギター・ストラップ、赤いベスト（70年代にワンポイント・ブーム旋風を巻き起こしたトロイ・ブロス製！）、撮影は、吉田拓郎、かぐや姫、中島みゆき、井上陽水を手がけた名カメラマン田村 仁の息子の田村ヒロが起用。LP時代の名物であるオビを敢えてそのままにプリントした紙スリーブ仕様も嬉しい逸品です。

　なお、7月14日（日）には、ゲストに矢沢洋子＆THE PLASMARSを招き、東京・下北沢「CLUB Que」でレコ発ライヴを開催します！