第8回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)で大賞を受賞した中山七里の小説『さよならドビュッシー』(宝島社刊)が映画化! 2013年1月26日(土)より、新宿ピカデリーほか全国でロードショーとなります。
監督は『クロエ』(2001年)以来、約10年ぶりにメガホンを取った
利重 剛。音楽にこだわりを持つ利重監督らしく、
ドビュッシーの名曲を存分に聴かせながら、極上のミステリー作品に仕上がっています。
主演を務めるのは、『貞子3D』の“美しすぎる貞子”で注目された女優、
橋本 愛。『桐島、部活辞めるってよ』や『ツナグ』など話題作に次々と出演し、若手実力派俳優として今後の活躍が非常に期待されています。
橋本にとって初となる単独主演の本作では、火事で全身大やけどを負いながら、ピアニストの夢を追うヒロインの香月 遥に挑戦し、クライマックスではピアノ演奏を堂々と演じきりました。秘めた思いを貫く少女の姿は、観客の涙を誘うことでしょう。
孤独な遥を献身的に支えるピアノ教師の岬 洋介には、“クラシック界の貴公子”ことピアニストの
清塚信也が起用されました。人気TVドラマ『のだめカンタービレ』や、映画『神童』での音楽指導や吹き替え演奏を担当したことで知られ、本作で俳優デビューを飾ります。劇中ではピアノを華麗に弾いた後、セリフまでワンカットで一気に演じるという、本職ならではの演技を見せています。
その他、遥の祖父役に飄々とした演技が人気の
ミッキー・カーチス、遥の主治医役に
吉沢 悠が。
柳 憂怜、
熊谷真実、
サエキけんぞう、
戸田恵子、
三ツ矢雄二など個性派が脇を固めているのも見逃せません。