今年でDUB生活30周年。そして1月29日に57歳を迎える、リビング・レジェンド、
こだま和文のバースデイ・ライヴが1月28日(土)、1月29日(日)の2日間にわたって西麻布「新世界」にて行なわれることになりました。
80年代の伝説的DUBバンド
MUTE BEAT(ミュート・ビート)のリーダーとして、ジャマイカやUKの物真似ではない、日本独自のレゲエを創造したパイオニアであり
フィッシュマンズ、
リトルテンポといった純正フォロワー、チルドレンを生んだ、こだま和文。今回本人が命名したイベントタイトルは<寒い男のDUB生活30周年、たんじょうび。べつにめでたくもなく>。30年間、一貫してシリアスなスタンスで音楽活動をキープしてきた、こだま和文ならではのタイトルであり、インストゥルメンタル・ミュージックでありながらも、寡黙にして雄弁、強いメッセッージ性でリスナーを惹きつけてきた彼が、この混迷深まる時代に、今、どんなサウンドトラックを奏でるのか気になるところです。
今回のライヴではターンテーブルにトランペットというレギュラー・セットに加え、ゲストとして
MONDO GROSSO、
Cosmic Villageを経て、現在は
SLEEP WALKERで活動するほか、
bird、
ACO、
Monday満ちるなどのプロデュースでも知られる、実力派キーボディスト、
吉澤はじめを招いてスぺシャル・セッションが実現! ここ数年ワンマン・ライヴのセットで、楽器奏者をフィーチャーして演奏することがなかったこともあり貴重なセッションになること必至です。