2016年にデビュー30周年を迎えた日本のブラック・ミュージックのパイオニア、“キング・オブ・ジャパニーズ・ソウル”こと
久保田利伸が、アナログ・ボックス『
30th Anniversary Vinyl Collection』、コラボレーション・ベスト・アルバム『
THE BADDEST〜Collaboration〜』に続いて、デビュー30周年特別企画第3弾となるライヴハウス・ツアー〈3周まわって素でLive!〜THE HOUSE PARTY!〜〉の開催を発表。
このツアーは30周年を“3周”と捉え、“何の脚色や作り物もない場所で歌と演奏を楽しんでもらいたい”という久保田の強い希望で実現したもの。「着飾ってきた部分はいつもよりシンプルにして“素”になってみたかった。そうすることで、きっと30年間で培ってきたエッセンスが、より凝縮されて見えてくる、聴こえてくるんじゃないかと思うんです」と語る本公演のバンドは、アリーナ公演と同様のフル・メンバー。これまでホール / アリーナ規模のライヴが中心となっていただけに、よりダイレクトに声が届く空間でのライヴはプレミアムなものとなること必至です。
選曲に関しても久保田は「何かに縛られずに、素で選びたい。皆さんが聴きたいと思ってくれている曲はもちろん、このツアー限りの、いや、もしかしたら一夜限りのナンバーがあってもいいなあって。ずっと演っていなかったアルバム曲とか、デビューの頃に歌っていたカヴァー曲とか。特別な空間だからこそ一緒に楽しめる、そんなナンバーをお届けする予定です」とコメント。“肩肘張らずにシンプルに、着飾ることなくファンキーなパーティを楽しもう”という、長きに亘って“ファンキーの伝道師”として活躍してきたヴェテランだからこその粋な企画といえます。
ツアーは6月13日(火)の東京・豊洲 PIT公演を皮切りに、大阪、札幌、仙台を経て9月1日(金)の愛知・名古屋公演まで全10公演。開催に先駆けて
YouTubeで公開されている動画では、久保田が本ツアーに向けての意気込みを語っています。