1月27日、
黒夢の
清春が「ニコニコ生放送」に登場! 黒夢復活の理由として「他界した友人への思い」があることを明らかにしたほか、新曲やライヴへの意気込みを語りました。またユーザーからの質問をもとにウィキペディアの修正箇所を指摘する企画では、黒夢にまつわるさまざまな逸話についても言及!
黒夢は1991年に結成、1994年にメジャーデビューした人気バンド。1999年に無期限の活動休止となったが、2009年に行なわれた一夜限りの復活&解散ライヴ後、正式に復活することを発表。2月9日にはニュー・シングル
「ミザリー」をリリースし、2月26日には国立代々木競技場第一体育館にてライヴ<LIVE「×××× THE FAKE STAR」>を開催することが決定しています。
そんな黒夢のヴォーカルである清春は、普段は「ニコニコ動画」を見ることはあまりなく、ネットは主に通販に使っているだけだとか。だからなのか、番組開始から清春はモニターに流れるコメントを興味深く眺め、「今コメント見てますよ」と視聴者にアピールする場面も。
番組が進んだところで、ファンが気になっていた黒夢復活の理由が、清春の口から次のように語られました。「黒夢のデビュー直前から音楽雑誌の編集者だった東條さんと友だちだったんですけど、他界されたんです。彼がいかにミュージシャンに愛されていた編集者だったのかっていうのを、世の中っていうよりは周りにいる人たちにわかってほしくて、それで黒夢を復活させようと。きれいごとに見えるかもしれないけど、自分たちにはそれしかないんです。彼は黒夢の“どんどん過去を裏切っていく”っていう活動を愛してくれたから、それなら新曲を出してこそ復活なんじゃないかって」。
そんな決意で黒夢が今回新たにリリースする新曲「ミザリー」について清春は、「(黒夢)らしい曲だし、大人になって新しくなった僕らでやりたかった今書ける一番良い楽曲」と自信をのぞかせ、また今後の活動については「新しい音源を出すっていうのが一番の目標。今回復活して、何ヵ月になるか何年になるかはわからないけど、やるならもっと最新型にしていきたい。デジタル・ロックもやりたいですね」と新たな挑戦への意欲も。
また、番組中盤からは「黒夢 ウィキペディア削除&加筆プロジェクト」という企画もも実施。これは、ウィキペディアの情報で間違っているものについて清春自身が訂正し、ユーザーに書き換えてもらおうというコーナー。
ウィキペディアをざっと見た清春は、「まず出身が違いますね」と苦笑い。どうやら正しくは岐阜であるところが名古屋になっていたようで、「たしかに活動していたのは名古屋なんだけど、出身は岐阜」と訂正!
そして、やはりウィキペディアに記載されていた「インディーズ時代、首つりなどの過激なパフォーマンスで人気。首つり中に意識を失ってライヴを中断したことがある」という驚きのエピソードについては、「これは本当」としながらも「ライヴのラストにやっていたから、厳密にいうと中止というか、どっちみちそれで終わってた(笑)」と詳細について語り、またユーザーから「そのほかの過激なパフォーマンスは?」と質問されると、「壁を壊したり天井をはがしたりしてましたね(笑)。あとは楽屋の(バンド)ステッカーにこだわりがあって、自分たちが貼った上に別のバンドが貼ってたりしたら、僕はもう知ってる範囲であれば文句を言ってましたよ」と、驚きのエピソードを披露。
ほかにも、かつてはカラオケに批判的だったが現在は考えが変わり「じゃんじゃん歌ってほしい」と思っていることや、自身はカラオケで稲垣潤一「ロングバージョン」や、吉幾三「雪国」をよく歌っているということなどを明らかにした清春。ファンにとっては彼の新たな一面を知ることができた、充実の生放送となりました!